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《40億円級の22歳》久保建英スペイン得点ランク2位+MVP5回「クボの柔らかさは…」「アレだけでお金が取れる」ジーコ、中村憲剛らも絶賛
posted2023/10/01 17:00
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Mutsu Kawamori
<名言1>
ミトマの破壊的なドリブル、クボの柔らかいテクニック、カマダのアタッカーとしての総合的な能力、エンドウの守備力は素晴らしい。
(ジーコ/NumberWeb 2023年9月23日配信)
https://number.bunshun.jp/articles/-/858907
◇解説◇
またしても久保建英がバスクダービーでヒーローとなった。
現地時間9月30日(日本時間10月1日)に行われたラ・リーガ第8節、レアル・ソシエダvsアスレティック・ビルバオの一戦、ホームの「ラ・レアル」ことソシエダはビルバオに3-0で快勝した。この試合を決定づける一撃を決めたのが久保だった。
1点リードで迎えた後半3分、左サイドを上がったブライス・メンデスのゴール中央への折り返しに、ファーサイドでフリーとなった久保が走り込む。スペイン代表GKウナイ・シモンの重心をずらすダイレクトシュートでゴールネットを揺さぶると、本拠地レアレ・アレーナを揺らした。
2022-23シーズンも鮮やかな“股抜き突破ゴラッソ”とPK誘発で勝利に貢献した久保は、2年連続での大活躍。現地紙「AS」電子版も3点満点の高評価を与えた。
ベリンガム、レバンドフスキらと“得点王争い”
久保本人は試合直後のフラッシュインタビューで「重要な試合に勝てたことが幸せです。チームで戦術的に戦えて、全員のハードワークが繋がりました。自分のゴールもチームメート全員の活躍があったので生まれたので感謝したいです」などとスペイン語で語っている。
輝きを放つ久保について、ブラジル、日本サッカー界の歴史的偉人であるジーコも称賛する。同じくヨーロッパで活躍する三笘薫、鎌田大地、遠藤航とともに名前を挙げつつ、現役時代テクニックで魅了したジーコがテクニックを認める。その事実だけでも誇らしい。
久保はこれで今季リーガで7戦5ゴール。9月30日終了時点での得点ランキング2位タイでワールドクラスのストライカーであるレバンドフスキ(バルセロナ)、モラタ(A・マドリー)と肩を並べる状態だ。さらに首位のベリンガム(R・マドリー)とも1点差と、このままのゴールペースが続けば初のシーズン2ケタ得点どころか……という期待も生まれる。
今季リーガでの成績が“久保無双”
<名言2>
シュートの精度が上がったらさらにとんでもない選手になると思うんですよね。
(林陵平/NumberWeb 2023年6月16日配信)
https://number.bunshun.jp/articles/-/857770
◇解説◇
ゴール数はもちろんのこと、久保はソシエダの勝ち点獲得における貢献度の高さを評価されている。それが分かるのが今季の出場成績だ。