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大谷翔平が病院に来るかも?「“患者さん”を待ってます」張り込みのち番記者が聞いた“ヒジ手術先輩”のエール「復活は間違いないだろう」 

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柳原直之(スポーツニッポン)

柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara

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posted2023/09/26 11:05

大谷翔平が病院に来るかも?「“患者さん”を待ってます」張り込みのち番記者が聞いた“ヒジ手術先輩”のエール「復活は間違いないだろう」<Number Web> photograph by JIJI PRESS

手術前の大谷翔平と、ネビン監督。エンゼルスの遠征中にも“オオタニ情報”は番記者に逐一入ってくる

 大谷に関する質問は日米メディア問わず頻繁に飛び出るが、4日の試合前フリー打撃で右脇腹を痛めて以降は欠場が続いたため、毎日、大谷の状態やスタメン出場に関する質問が飛んでいた。

 事前に大谷が今回の遠征に帯同されないことが分かっていたため、遠征にやって来た米メディアは地元紙1人、大リーグ公式サイトの遊軍記者1人、中継局のスタッフのみ。残りは日本メディアで合計10人ほどしかいなかった。

「ノー・オオタニ。ソーリー」

 スタンドにはいつもは大勢見かける日本のファンも少なかった。試合前練習では、関係者に連れられてグラウンドでシティー・コネクト仕様の大谷の背番号17のユニホームを着用した少女が練習見学していたが、ネビン監督が歩み寄り「ノー・オオタニ。ソーリー」と謝る場面もあった。

 試合は9回1点リードを抑えのエステベスが守れずサヨナラ負け。8月は8勝19敗、9月は5勝14敗と大失速で、クラブハウスは暗い空気に包まれた。

第1回から続く>

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「大谷翔平“負傷者リスト入り”球団メールにガソリンスタンドで…」“テレビに映らないショウヘイの手術前後”番記者日記「ネトには打撃の助言」

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