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「皆オオタニのサインを」「僕は2つ」「ツーショット写真を自宅の壁に」大谷翔平が“愛され、憧れられまくりなオールスター3年史”
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph bySteph Chambers/Getty Images
posted2023/07/12 19:00
2023年オールスターに出場した大谷翔平
オオタニの打球が…感動的だったね
<名言4>
そんなこと、あり得るかい? まったく、信じられないよね。
(フレディ・フリーマン/Number1035号 2021年9月9日発売)
◇解説◇
2023年のオールスター、大谷はア・リーグ最多得票を得て3年連続となる出場を果たした。
2番DHで先発した大谷は第2打席、四球で出塁すると一塁手のフリーマン(ドジャース)、二塁手でナ・リーグ首位打者アラエスが自ら近づいて大谷とニコニコ会話する様子が現地放送局のカメラで捉えられるなど、やはりその人気は圧倒的なようだ。
大谷と会話していたフリーマンはブレーブスに所属していた2020年、ナ・リーグMVPに輝き、今シーズンにはMLB史上98人目となる通算300本塁打、2000安打を達成した大打者である。そんな彼も2021年のオールスター時、電光掲示板に掲示されたホームラン王争いの順位表の「SHOHEI OHTANI」のところを指差して「メジャー全体で最もホームランを積み重ねている男が、今晩エンゼルスの先発としてマウンドに立つことになっているんだ」と感嘆の声をあげていた。
「特に興味深かったのは打球の発射速度。ボールの勢いが凄くて、打球がきれいに伸びていった。感動的だったね」
そのほかにも今回のオールスターで大谷に“ちょっかい”をかけたゲレーロJr.は、21年のオールスターで撮ったツーショットを「自宅の壁に飾ってある」とか。超一流プレーヤーが大谷に憧れ、そのフレンドリーさに魅了されているのはまぎれもない事実だ。
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