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「あなたが選ぶ“最高のダービー馬”は?」6~10位結果発表…「武豊はダービーを勝てない」ジンクスを破った“あの馬”は何位?《600人アンケート》 

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posted2023/06/26 17:29

「あなたが選ぶ“最高のダービー馬”は?」6~10位結果発表…「武豊はダービーを勝てない」ジンクスを破った“あの馬”は何位?《600人アンケート》<Number Web> photograph by JIJI PRESS

平成以降のダービー馬35頭を対象とした「あなたが選ぶ“最高のダービー馬”」アンケート。ベスト10にランクインしたのは?

「競馬を語る上で欠かせない武豊と、その武豊を語る上で欠かせないダービーだと思っています。青鹿毛のきれいな馬体に聡明そうな顔立ちも含め、物語の主人公にふさわしい馬。『最強の』ダービー馬なら他にもいるかもしれませんが、『最高の』ダービー馬と聞かれたら真っ先にキズナを挙げます」(27歳・男性)

「ゴールした時の競馬場の盛り上がりと鞍上への祝福ムード、そしてユタカさんの『帰ってきました!』で感動。武豊騎手のファンになったキッカケのレースです」(45歳・女性)

「あの末脚は忘れられません。武豊騎手のインタビューも今でも覚えています。間違いなくあの勝利は、2013年の日本を明るくしてくれました」(30歳・男性)

「キズナにまつわるエピソード、ダービー勝利までの軌跡もドラマチック。最大のライバルだったエピファネイアとは種牡馬となった今もライバルですね」(32歳・女性)

7位 サニーブライアン(1997年) 26票

「1番人気はいらないから、1着だけほしいと思っていました」――サニーブライアンで1997年のダービーを制した大西直宏騎手は、レース後のインタビューでそう口にしました。

 11番人気で皐月賞を制したサニーブライアンでしたが、同レースの勝利がフロック視されたことで、ダービーでも6番人気という低評価に。しかしレースでは大外の18番枠からサイレンススズカらを抑えて猛然と先手を主張し、東京競馬場の長い直線をものともせず驚異的な二枚腰で後続を振り切ってみせました。

 フジテレビの三宅正治アナウンサーによる「これはもう、フロックでもなんでもない! 二冠達成!」という名実況も相まって、多くのファンの記憶に刻まれた鮮烈な逃走劇。“いぶし銀”な鞍上との名コンビも語り草になっており、「世間の声を一蹴して逃げ勝った姿が最高」(29歳・男性)、「カッコ良すぎるでしょ」(41歳・男性)といった声が数多く寄せられています。

「“日本ダービー”から連想される情景が、1着で逃げきったゴール後の大西直宏の鞭を振り上げる勝者のアピール。まさに人馬一体の逃げ。今でも強烈なインパクトが脳裏に焼き付いています」(42歳・男性)

「皐月賞、日本ダービーと、財布を豊かにしてくれました。逃げ馬不利のレース、二冠はフロックではないことを証明してくれました」(56歳・男性)

「フロックと言われた皐月賞、続くダービーでは大外枠からの逃げ切りで二冠達成の衝撃的な強さ。映像でしか観られないことを悔しく思います」(20歳・男性)

【次ページ】 「最後の直線の末脚は鳥肌もの」「最高の世代」

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