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三笘薫が愛した勝負メシ…筑波大時代に通いつめたカフェ店主が明かすストイックすぎる三笘伝説「どんなに誘ってもお酒の席には…」

posted2023/06/24 11:21

 
三笘薫が愛した勝負メシ…筑波大時代に通いつめたカフェ店主が明かすストイックすぎる三笘伝説「どんなに誘ってもお酒の席には…」  <Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

サッカー日本代表の中でも特別な存在となった三笘薫。その肉体をつくった筑波大時代の勝負メシとは?

text by

石井宏美

石井宏美Hiromi Ishii

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photograph by

Kiichi Matsumoto

 筑波大時代から自身の体調管理には気を配り、食事面も妥協せず、人一倍気を使っていた三笘薫。パワーの源は野菜たっぷり栄養満点のパスタだった。
 発売中のNumber1075号掲載[大学時代の思い出の味]「突撃!三笘の勝負メシ」より内容を一部抜粋してお届けします。【全文は「NumberPREMIER」にてお読みいただけます】

 筑波大時代の三笘薫が蹴球部のチームメイトとよく通っていたカフェ「プリムローズ」(茨城県つくば市)。2005年にオープンした同店には、今も「蹴球部をはじめ、陸上部、ハンドボール部、水泳部などスポーツ部の学生さんがよく食べに来てくれています」と店主の大垣昭さん、妻の千鶴さんは言う。在学中の三笘も、平均すると月2、3度ほど来店。特に試合前にはよく訪れ、体力をつけていた。

「三笘くんもそうですが、筑波の学生さんたちはスポーツをやっている人たちばかりなので、食べるものにもすごくこだわっているというか、気を付けながら食事しているような印象が強いですね」(千鶴さん) 

 当時三笘がよく食べていたのは、旨味が詰まったご主人お手製のベーコンと、野菜がたっぷり入った「あさりとベーコンのスパゲティ」。「スモークサーモンのクリームパスタ」をオーダーすることもあった。

「大盛りにもできますが、三笘くんは普通盛りが多かったですね。小食というわけではないんでしょうけど、いろいろ体のことを考えて食べていたんじゃないかな。毎回サラダも付けていて」(昭さん)

「三笘だけはどんなに誘っても来ないし、飲まないんだ」

 千鶴さんもストイックな姿を回顧する。「蹴球部のほかの学生さんもそうだったんですが、デザートはあまり食べなかったです。『甘いものは食べないの?』って誰かに聞いたら、食べ過ぎると体重に出ちゃうから、食べたいけど食べないんだって。あと、(三笘は)ストイックでお酒の席には絶対に行かないと聞いたこともありました。彼の先輩が“あいつだけはどんなに誘っても来ないし、飲まないんだ”って」

 プリムローズには練習終了後、同級生の高嶺朋樹(柏レイソル)や数名でいつも来店し、空腹を満たした。当時の印象は「真面目な男の子でしたね」(千鶴さん)、「おとなしいタイプで、一歩引いてみんなを見守っている感じ」(昭さん)と、物静かなイメージが強い。だからこそ、昨年W杯のクロアチア戦に敗れて号泣する三笘の姿には「あんな感情をむき出しにした表情を見たのは初めて」(千鶴さん)と驚いた。

「食事をしているときにスマホを見ていることが多くて、みんなが話をしていてもスマホ優先。『薫! お前、話聞いてるの?』とよく怒られていました(笑)。三笘くんは『聞いてるよ』と言うんですが、やっぱりスマホの画面を見ていて(笑)」(千鶴さん)

 こちらの記事全文は、雑誌ナンバーが全て読めるサブスク「NumberPREMIER」内の「あの代は団結力がありましたね」つくばのカフェ店主が明かす“三笘薫の勝負メシ”<やっぱりお酒は飲まない>でお読みいただけます。

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