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森保ジャパン4-1のウラ側に選手も驚く〈40%の真実〉…谷口彰悟の見立て、堂安律が語っていた「ボール保持は増やしたい。ただ、60%も必要ない」 

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飯尾篤史

飯尾篤史Atsushi Iio

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photograph byKenta Harada/Getty Images

posted2023/06/21 11:06

森保ジャパン4-1のウラ側に選手も驚く〈40%の真実〉…谷口彰悟の見立て、堂安律が語っていた「ボール保持は増やしたい。ただ、60%も必要ない」<Number Web> photograph by Kenta Harada/Getty Images

4-1で快勝したペルー戦。意外と気づきづらい「40」をキーワードにして見直してみると……

「ボール保持は増やさないといけない。ただ、ドイツやスペインに対して4年後、僕たちが60%もボール保持できるとは思わないし、60%にするためのチャレンジを4年間やり続ける必要はないと思っていて。

 ベスト8の壁を越えられないのには理由がある。そのひとつが、そこまでに力を使い果たしてしまっていること。せめて40%にできれば、粘り強い守備からショートカウンターで点を取る一方で、ボール保持によって体力の消耗を避けることができる。そうすればベスト8が懸かった試合でパワーを発揮できると思うんです。4バックも5バックも、ショートカウンターもポゼッションも、すべてできるチームじゃないとW杯で勝ち進めない。相手に合わせたオプションを持つのが大事なんじゃないかと」

9月にはドイツとの再戦が予定されているだけに

 今シリーズでは、日本代表が2026年北中米W杯で優勝を目指すことがはっきりと打ち出された。そのために見えてきた“ビルドアップからの意図的な崩し”、“相手と戦況に応じた臨機応変なスタイル”、“列強相手にボール保持40%”というキーワード――。

 幸いにも9月には敵地でドイツとの再戦が予定されている。リベンジに燃える相手に対して、第2期森保ジャパンのチャレンジをぶつけることで、W杯での新たな目標に向けたスタンダードを手にしたい。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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