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「世界を驚かせた」「将来の侍のエース」佐々木朗希&高橋宏斗は何位?「あなたが選ぶWBCのMVPは誰ですか?」投手編ベスト10発表《1500人アンケート》
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byNaoya Sanuki
posted2023/04/26 11:21
計1537票が集まった「あなたが選ぶ侍ジャパンのMVP」アンケート。本記事では「投手編」のベスト10を発表します
9位 戸郷翔征(巨人/23歳) 25票
25票を集めて9位にランクインしたのは、アメリカとの決勝戦で見事な投球を披露した戸郷翔征です。
2022年のセ・リーグ奪三振王は、2対1と逆転した直後の3回に2番手としてマウンドへ。先頭のマイク・トラウトからフォークで三振を奪うも、2死からの連続四球で迎えたピンチで迎えるは絶好調のトレイ・ターナー。しかしこの難敵も自慢のフォークで三振に仕留め、試合の流れを完全に引き寄せました。
続く4回も3者凡退と完璧なピッチングを見せた戸郷は、プロ野球開幕後も防御率0.89(セ・リーグ1位)と絶好調。巨人の若きエースとして、世界クラスの実力をいかんなく発揮しています。
「『やばい!』と思う場面でマウンドにいた投手の中で、戸郷選手が一番安心できた」(26歳・女性)
「第2先発という普段と異なる役割を担って難しさもあったと思うが、しっかりと抑えていたから」(19歳・男性)
「世界トップレベルの打者相手に、自身の決め球で堂々と勝負する気持ちの強さ」(55歳・男性)
「MLBの最強打者たちにも臆することなく、いつもの投球。最高でした」(74歳・男性)
8位 佐々木朗希(ロッテ/21歳) 30票
1次リーグのチェコ戦と準決勝のメキシコ戦で先発した佐々木朗希が、30票を獲得して8位に選ばれました。
チェコ戦後には死球をぶつけたウィリー・エスカラに「お詫び」としてお菓子を差し入れたことも話題を集めた佐々木。160km超の剛速球を連発する若き完全試合投手に、多くのMLBのスカウトが熱視線を送りました。
先制3ランを被弾したメキシコ戦では、吉田正尚の同点3ランや村上宗隆のサヨナラ打に感情を爆発させる場面も。「ベンチでの一喜一憂の素直な表情にも心を打たれました」(58歳・女性)、「良い仲間に助けられるのもその人間の才能だと思う」(45歳・女性)といった声も多数寄せられています。
「3.11のチェコ戦も、準決勝のメキシコ戦も、凄い重圧の中で良くやってくれたと思う。結果よりも心に響いた。称えたい」(47歳・男性)
「球速、コントロールとも、世界を驚かせたと思います」(59歳・男性)
「ホームランは打たれたが堂々たる投球。これからの活躍に大いに期待」(33歳・女性)