7位　高橋宏斗（中日／20歳）　31票

トラウトから三振を奪った高橋宏斗　©Naoya Sanuki

　佐々木を上回る7位に食い込んだのは、今回の侍ジャパンで最年少だった高橋宏斗。決勝戦で見せた大胆不敵な投げっぷりは、日本野球の未来に大きな希望を抱かせるものでした。

　アメリカ戦の5回、2点リードで戸郷からバトンを受け取った20歳の若武者は、先頭のムーキー・ベッツに内野安打で出塁を許すも、続くトラウト、ポール・ゴールドシュミットを連続三振。力勝負でメジャーのMVP経験者を抑え込み、世界中の野球ファンにインパクトを与えました。

　世界一に貢献しながら、現地の法律上の理由（飲酒は21歳から）でシャンパンファイトに参加できないという不運も味わいましたが、勝利の美酒に酔う機会は今後もたくさんあるはず。日本球界のエースの座に駆け上がり、ぜひとも次回以降のWBCで“無念”を晴らしてほしいところです。

「トラウト、ゴールドシュミットの連続三振に痺れた」（36歳・男性）

「将来の侍ジャパンエース確定！」（63歳・男性）

「高橋投手の投球をはじめてじっくりと見ました。20歳であの実力、メンタルは信じられません。これからも応援します」（37歳・女性）

「決勝のあの舞台、20歳の若者がアメリカのあの打順と勝負するなんて！　しかも勝っちゃった！　素晴らしい」（58歳・男性）

「全試合を通して中継ぎ陣がすごく頑張ったと思います。あの若さであんな大舞台でキッチリ仕事をこなした＆ドラファンとしましては、とにかく褒めてあげたいです」（49歳・女性）

　あらためて1位から10位までのランキングを見ると、準決勝と決勝で登板した投手全員が素晴らしいピッチングをしていたことがよくわかります。投手編のベスト10に続いて、後編では野手編のアンケート結果ベスト10を発表します。＜あなたが選ぶ「侍ジャパン、私のMVP」野手編ベスト10に続く＞

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