酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
「WBC好投の山本由伸は推定年俸6.5億円、村上宗隆は…」「山川穂高が重量級トップ10漏れなの?」プロ野球2023全選手データをランキング化
text by
広尾晃Kou Hiroo
photograph byNaoya Sanuki
posted2023/03/31 17:09
WBCで活躍した山本由伸と中村悠平。彼らを筆頭に1000人を超えるNPBの選手たちは、2023年のプロ野球でどんな活躍を見せてくれるだろうか
【若年選手10傑】
1オスーナ(SB)2007.03.27 育
2野田海人(西)2005.03.18
3井坪陽生(神)2005.03.17
4吉川悠斗(ロ)2005.03.14 育
5飛田悠成(SB)2005.03.13 育
6北村流音(巨)2005.02.20 育
7金田優太(ロ)2005.02.12
8野中天翔(中)2005.02.05 育
9戸井零士(神)2005.01.18
10森山暁生(中)2005.01.11
毎年、高卒早生まれ新人選手が誕生日の遅い順に並ぶだけだったが、最近は巨人、ソフトバンクが海外から連れてくる育成選手が上位に並ぶようになった。昨年は2004年11月20日生まれのソフトバンク育成内野手のフランケリー・ヘラルディーノが最年少で、4月1日時点で17歳4カ月だったが、今年は同じくソフトバンクの育成外野手ホセ・オスーナが4月1日時点で16歳になったばかりで、日本で言えば高校2年生だ。ドミニカ共和国のMLBアカデミーからMLB球団に行かずNPBに来た。多様性の時代である。こういう選手がこれからも増えてくるだろう。
190cm以上、160cm台の選手がいる多様性
【身長、体重】
〈高身長上位10位まで〉
1 スターリン(De) 投201cm育
2 阿部剣友(巨) 投200cm育
2 秋広優人(巨) 内200cm
4 ガンケル(SB) 投199cm
5 ワゲスパック(オ) 投198cm
5 ポンセ(日) 投198cm
5 ヘレラ(西) 投198cm育
5 スチュワート・ジュニア(SB) 投198cm
9 ロドリゲス(日) 投196cm
9 ポランコ(ロ) 外196cm
9 国吉佑樹(ロ) 投196cm
9 ウォーカー(巨) 外196cm
9 ブリンソン(巨) 外196cm
9 椎野新(SB) 投196cm
9 アドゥワ誠(広)投196cm
昨年はロッテのゲレーロが203cmでトップだったが退団し、2位だったスターリンが1位に。2位には昨年に続き秋広、阿部の巨人コンビが並ぶ。197cmで昨年は日本人選手3位だった藤浪晋太郎は今季、MLBのアスレチックスに移籍した。投手が大部分で、野手では巨人の秋広が最も背が高い。190cm以上の選手は全体の8%強の86人もいる。すでに珍しくはない。
〈低身長、10番目まで〉
1 滝澤夏央(西) 内164cm
2 児玉亮涼(西) 内166cm
2 田中幹也(中) 内166cm
4 石川雅規(ヤ) 投167cm
4 谷元圭介(中) 投167cm
4 西野真弘(オ) 内167cm
4 福田周平(オ) 外167cm
4 柴田竜拓(De) 内167cm
4 吉川雄大(楽) 投167cm
4 上川畑大悟(日) 内167cm
4 西巻賢二(De) 内167cm 育
4 山本拓実(中) 投167cm
4 羽月隆太郎(広) 内167cm
4 西尾歩真(SB) 内167cm 育
昨年に引き続き西武の滝澤が一番背が低い。彼をはじめ、内野手が多い。ラグビーほどではないが野球もポジションごとに体形が異なるスポーツなのだ。2位タイの昨年の中日ドラ6田中幹也は、オープン戦や侍ジャパンの壮行試合にもスタメン起用され、大いに期待されていたが右肩を脱臼し手術を受けた。早い復帰を願いたい。