控え選手もスタメンとそん色がないクラス

〈控え選手〉
（外）K.タッカー4試15打5安1本4点0盗1球3振 率.333
（捕）J.T.リアルミュート3試8打5安0本2点0盗1球0振 率.625
（外）J.マクニール4試9打1安0本0点0盗2球0振 率.111
（外）C.マリンズ5試6打2安1本2点0盗0球2振 率.333
（内）B.ウィットJr.4試2打1安0本1点0盗1球0振 率.500
（捕）K.ヒガシオカ3試0打0安0本0点0盗0球0振 率.000

　スタメン選手とそん色がない豪華な顔ぶれ。J.T.リアルミュートは先発投手によってはスタメンマスクを被るが、ケリーが先発なら捕手はウィル・スミスになるだろう。準決勝ではセドリック・マリンズが代打本塁打を打つなど控え選手も乗っている。

とはいえ日本の勝ち上がり方も大きいのでは

　とはいえ日本も素晴らしい野球を続けてきた。

《日本》
〈1次ラウンドPoolB〉
●中国1-8日本〇
●韓国4-13日本〇
●チェコ2-10日本〇
〇日本7-1オーストラリア●
〈準々決勝〉
●イタリア3-9日本〇
〈準決勝〉
●メキシコ5-6日本〇

　準決勝、東京ラウンドではなかった「競り合い」に打ち勝っての勝利は大きい。

【投手陣】 ※は準決勝に投げた投手
〈先発〉
大谷翔平2試2勝0敗0S0H8.2回1球10振 率2.08
ダルビッシュ有2試1勝0敗0S0H5回0球2振 率5.40
佐々木朗希2試1勝0敗0S0H7.2回2球11振 率3.52※
山本由伸2試1勝0敗0S0H7.1回2球12振 率2.45※

〈第2先発・救援〉
宮城大弥1試0勝0敗1S0H5回0球7振 率1.80
今永昇太2試0勝0敗0S1H4回0球5振 率2.25
戸郷翔征1試0勝0敗0S1H3回1球7振 率3.00
大勢3試1勝0敗0S0H3回0球3振 率0.00※
湯浅京己3試0勝0敗0S1H2.2回1球4振 率0.00※
高橋宏斗2試0勝0敗0S0H2回0球3振 率4.50
高橋奎二1試0勝0敗0S0H2回0球2振 率0.00
伊藤大海2試0勝0敗0S1H1.1回0球2振 率0.00
宇田川優希2試0勝0敗0S1H1.1回0球3振 率0.00
松井裕樹1試0勝0敗0S0H1回0球1振 率0.00
山崎颯一郎 登板なし

佐々木、山本、湯浅、大勢の熱投から流れは今永に引き継がれるはず　©Naoya Sanuki

　準決勝は総力戦となり、先発・佐々木の後に山本由伸が上がった。佐々木は64球、山本も52球を投げたので決勝戦は投げられない。先発は左腕・今永と栗山英樹監督から明言があったようだ。救援陣は準決勝で登板したのが大勢と湯浅のみで、ほぼ無傷で残っている。アメリカ同様、つないでつないで投げ切る戦法になるか。そして大谷翔平、ダルビッシュも状況次第でスタンバイする。文字通り総力戦となる。

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