プロ野球PRESSBACK NUMBER
“出場ピンチ”鈴木誠也は何位?「あなたがWBCで一番期待する野手は誰ですか?」ベスト10結果発表…吉田正尚の男気に称賛の声《600人アンケート》
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph bySankei Shimbun
posted2023/02/27 18:10
2019年10月、侍ジャパンの合宿で談笑する吉田正尚と鈴木誠也。WBCでも活躍が期待されているだけに、オープン戦を欠場した鈴木の状態が心配される
7位 吉田正尚(レッドソックス/29歳) 33票
日本一を置き土産に、今オフにポスティングシステムでオリックスからレッドソックスに移籍した吉田正尚が、33票を集めて7位にランクイン。プロ入りから7シーズンの通算打率は.327、OPSは.960と、「投高打低」傾向の強い近年のNPBにおいて傑出した成績を残しています。
身長173センチと決して大柄ではないものの、驚異的なスイングスピードとバットコントロールで長距離砲として確固たる地位を築いた“マッチョマン”吉田。MLB移籍1年目にもかかわらずWBCへの参加を表明した“男気”を称える声も届いています。
「チャンスでの信頼感がある。何かしら得点を生み出す打撃をしてくれそう」(26歳・男性)
「今までの実績に甘んじることなく、少しでも上達したいと科学的知見も取り入れた訓練を地道に重ねているところを見て、そういう人こそ大事な場面で力を発揮できる選手だと感じました」(73歳・女性)
「気負いを感じず自分のスタイルを冷静に貫いてるように見受けられるため。大舞台でも動じずいつも以上のパフォーマンスをしてくれるスター選手」(39歳・男性)
「本来であれば、メジャー移籍1年目、メジャーのキャンプへ専念しシーズン開幕に照準を合わせるべきではあるが、出場を強行した男気に活躍を期待したくなるものがある。頼むぞ、吉田!」(42歳・男性)
6位 鈴木誠也(カブス/28歳) 35票
35票を獲得して6位に選ばれたのは、5人選ばれた“メジャー組”のひとりであるカブスの鈴木誠也です。しかし侍ジャパンへの合流を前に、左脇腹の張りでオープン戦を欠場。MRI検査を受けたことが報道されており、状態が心配されます。
投票時点では、多くのファンから「外野手が手薄な中で、日本に居たときのような活躍ができればチームとしてもかなり大きい」(35歳・男性)、「さんざん指摘されているように外野手の絶対数が少ない今大会、外野でも打線でも核として計算している選手」(27歳・男性)と外野の中心として期待されていた同選手。もしWBC欠場となれば、侍ジャパンにとって大きな痛手になることは避けられないでしょう。
「代表やメジャーでの経験を踏まえて、若い村上などを支えてほしい」(30歳・男性)
「メジャーリーグで培った技術をWBCで見たいです」(67歳・女性)
パワフルなスラッガーから守備・走塁面での活躍が期待される選手まで、多彩な顔ぶれが揃った6~10位のランキング。彼らを上回る票を集めたトップ5は、果たしてどんなラインナップになっているのでしょうか。
<#4「WBCで活躍を期待する侍ジャパンの野手」アンケート1~5位の結果発表に続く>
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。