Sports Graphic Number SpecialBACK NUMBER

[第5戦 プロフェッショナル解説]馬原孝浩「サヨナラ劇を呼び寄せた比嘉の3球」

posted2022/11/06 07:09

 
[第5戦 プロフェッショナル解説]馬原孝浩「サヨナラ劇を呼び寄せた比嘉の3球」<Number Web> photograph by Hideki Sugiyama

同点とした直後の5回表1死一、三塁、比嘉はオスナを併殺に打ち取ってガッツポーズ

text by

田尻耕太郎

田尻耕太郎Kotaro Tajiri

PROFILE

photograph by

Hideki Sugiyama

 サヨナラ弾を含む2ホーマーの吉田選手は当然のごとく勝利の立役者。だけど、オリックスが勝てた理由を紐解くと、僕は5回表に2番手で登板した比嘉投手の好リリーフに尽きると思います。

 野球には「流れ」があります。オリックスは直前の攻撃でようやく打線がつながり、同点にしました。何としてもゼロでしのぎたかった5回表の守り。しかし、先発の田嶋投手がヒットと四球を許し無死一、二塁。ここでヤクルト4番・村上選手を一ゴロに仕留め「3-6-1」のゲッツーが完成したと思ったら、最後ベースカバーに入った田嶋投手がボールをこぼして1死一、三塁とピンチが残ってしまいました。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 1123文字

NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

関連記事

馬原孝浩
オリックス・バファローズ
比嘉幹貴
田嶋大樹
東京ヤクルトスワローズ
ホセ・オスナ

プロ野球の前後の記事

ページトップ