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「宇田川会」主役のいま…右肘手術→育成契約「野球を見るのが辛かった時期も」前回WBC代表・宇田川優希が語る「今も続く恩人・ダルビッシュ有との絆」

posted2026/02/16 11:01

 
「宇田川会」主役のいま…右肘手術→育成契約「野球を見るのが辛かった時期も」前回WBC代表・宇田川優希が語る「今も続く恩人・ダルビッシュ有との絆」<Number Web> photograph by KYODO

前回大会の宮崎合宿では「宇田川会」が開催されるなど投手陣の輪の中心にこの笑顔があった

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米虫紀子

米虫紀子Noriko Yonemushi

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 3月に開催されるWBCに向けた侍ジャパンの事前合宿が始まった。世界一に輝いた前回大会と同様、宮崎がその始動の地となる。

 3年前の宮崎合宿では、「宇田川会」という言葉が生まれた。

 当時、オリックスの右腕・宇田川優希は、支配下登録からわずか半年でWBCメンバーに選出されたシンデレラボーイだった。だが、初めての侍合宿では持ち前の人見知りを発動してチームに馴染めず、WBC公式球への対応や体重管理にも苦戦していた。その宇田川を気にかけ、チームに溶け込ませようと心を砕いたのがダルビッシュ有(パドレス)だった。

復帰を目指しリハビリに励む日々

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 ことあるごとに温かい言葉をかけ、投手陣を集めて食事会を開き、あえて「宇田川さんを囲む会」と名付けた。そうした数々の気遣いによってチームに溶け込み、本来の豪球を取り戻した宇田川は、侍ジャパンの団結力の象徴のような存在となった。

 3年前、話題の中心にいた宇田川の名前は、今回のWBCメンバーの中にはない。オリックスの宮崎キャンプにもその姿はない。今は大阪市・舞洲にある球団施設で、昨年3月に行ったトミー・ジョン手術からの復帰を目指し、リハビリに励んでいる。昨シーズン後に再び育成契約となり、3桁の背番号を背負う。

【次ページ】 「もし怪我をしていなかったら」WBCメンバー発表に複雑な思い

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