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「エラーをすると泣きそうな顔をしてるでしょう?」西武・辻監督が喜んだ“リーダー山川穂高”の成長…愛された指揮官が6年間で残したもの
text by
市川忍Shinobu Ichikawa
photograph byKYODO
posted2022/10/11 06:00
今シーズン限りでの退任を発表した西武ライオンズ・辻発彦監督。ファンにも気さくに手を振り返す、親しみやすい指揮官だった
山川を筆頭に源田壮亮、外崎修汰、森友哉、金子侑司など、辻監督が抜擢し、起用し続けた選手たちが今やライオンズの顔となってチームを支えている。
日本一には届かなかったが、辻監督が残したものが、今後のライオンズのチームカラーとなって後世に引き継がれていくことは間違いない。
「この年までユニフォームを着ることができた。楽しかったです」
最後、清々しく語った辻監督。自分が見られなかった“日本一”という景色は、次の世代が実現してくれると信じているようにも見えた。
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