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「あなたが選ぶ90年代Jリーグ最強の助っ人外国人」ベスト5結果発表! 3位エムボマ、2位ジーコ…では1位は?《500人アンケート》
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph bySports Graphic Number
posted2022/05/16 17:02
世界的な名選手たちがプレーした90年代のJリーグ。名だたるスターの中から「最強助っ人外国人」に選ばれた選手とは……
1位 ストイコビッチ(MF) 168票
“ピクシー”の愛称で知られるストイコビッチが、168票を集めて堂々の1位に輝きました。
イビチャ・オシム監督が率いるユーゴスラビア代表の10番として1990年のイタリアW杯で活躍したストイコビッチは、1994年にマルセイユから名古屋グランパスに移籍します。判定基準の違いや激しやすい性格もあって退場処分を受けることも少なくありませんでしたが、徐々にJリーグにフィットすると世界的なテクニシャンの本領を発揮。ドリブル、パス、シュート、フリーキックと、超高水準なプレーでゴールとアシストを量産しました。1995年には、17得点29アシストという驚異的な成績でJリーグMVPに選ばれています。
「卓越したボールテクニックとシュート技術に魅了された。中盤でのドリブルやパスでも、ゴール前のシュートシーンでも、いつも余裕のある姿に格の違いを見せつけられた」(44歳・男性)
「生で観てみたいと思う選手。キャリア絶頂期を日本で観ることができて幸せです」(39歳・男性)
「私はマリノスのサポーターだが、1人だけ選ばなければいけないとなると、やはりストイコビッチ選手。プレー全てがスペシャル。お手本になる選手だと思った。グランパスの監督時代、日産スタジアムでのマリノス戦ではバックスタンドで観戦していて、目の前で『革靴ボレーシュート』からのゴールインを目撃し、大いに感動した」(64歳・女性)
「単純に見ていて楽しい。サッカーはこんなに自由で楽しいものなんだと再認識させてくれた選手だったと思います」(44歳・男性)
雨中で見せた掟破りのリフティングドリブルや、天皇杯決勝での相手DFとGKを翻弄するフェイントからのゴール、さらに監督時代の“革靴ダイレクトシュート”など、名場面を数多く残したストイコビッチ。多くのファンが、遊び心あふれる華やかなプレーを投票理由にあげていました。
「サッカーを好きになったきっかけの選手。雨の中、リフティングしてボールを運ぶ姿を見て、サッカーをしたいと思いました!」(32歳・男性)
「リフティングドリブル。美しすぎます。監督時代の『革靴シュート』も含め、“華”で言ったら彼がピカイチだと思います」(46歳・男性)
「主審へのイエローや革靴ダイレクトボレーなど、印象的なシーンも多くて楽しませてくれました」(39歳・男性)
「選手としてはもちろんですが、監督として決めた伝説の革靴シュートも強烈に印象に残っています。適当に蹴ったように見えたのにしっかりゴールマウスをとらえ、ちょっと自分でもおかしかったのか、笑いを堪えているような表情で歓声に応えた姿もかわいらしく、いろんな意味で最強だと思います」(47歳・女性)
ジーコとの一騎打ちを制したストイコビッチが1位という、まさにレジェンドの競演となった90年代のランキング。近日中に00年代以降の外国人選手ランキングも発表予定です。そちらも楽しみにお待ちください。<#1 最強助っ人外国人アンケート6~10位の結果発表から続く>
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