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「あなたが選ぶ90年代Jリーグ最強の助っ人外国人」ベスト5結果発表! 3位エムボマ、2位ジーコ…では1位は?《500人アンケート》
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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posted2022/05/16 17:02
世界的な名選手たちがプレーした90年代のJリーグ。名だたるスターの中から「最強助っ人外国人」に選ばれた選手とは……
2位 ジーコ(MF) 139票
139票を集めて2位に選ばれたのは、言わずと知れた“神様”ジーコでした。この世界的なレジェンドが日本サッカー界に与えた影響の大きさは、あらためて強調するまでもないかもしれません。
Jリーグ開幕前の1991年に鹿島アントラーズの前身である住友金属(当時JSL2部)と契約し、来日したジーコ。ペレに比肩するほどのセレソンの英雄が、プロリーグのない日本にやってくる……。その驚きはいかほどのものだったのか。当時を知るファンからは、
「こんなにすごい人が日本に来てくれた! って思いました」(43歳・女性)
「あのジーコが日本に、という衝撃とその後も鹿島アントラーズにジーコスピリットを植え付けた影響は計り知れないものがある」(55歳・男性)
といった声が寄せられています。
40歳となって迎えた1993年のJリーグ開幕戦でいきなりハットトリックを決め、まごうことなき「世界レベル」を見せつけたジーコ。技術面はもちろんのこと、選手たちの生活態度からクラブの設備に至るまで、あらゆる面でプロとしての基準を示し、改善を促しました。
Jリーガーとしての実働期間は決して長くありませんでしたが、常勝軍団・鹿島アントラーズの礎を築き、日本サッカーをステップアップさせた功績は、リアルタイム世代ではない若年層にもしっかりと語り継がれているようです。
「選手としての実績、後々に与えた影響、様々な要因においてベストプレイヤー」(25歳・男性)
「ジーコはプレーだけじゃなくメンタル面までサッカーの全てをJリーグに教えてくれた!」(18歳・男性)
「日本人全員がサッカーの世界レベルを感じた初の体験だったので。日本人のサッカーレベルを何段階も引き上げてくれたと思う」(40歳・男性)
「所属した鹿島のみならず、日本サッカー界に与えた影響は計り知れません。プロフェッショナルとは何か、勝ちにこだわるとはどういうことか。世界トップレベルの選手がJリーグ発足時に見せてくれた思想や姿勢が、のちの選手や監督・コーチ、関係者にどれほどの影響を与えたでしょうか。その功績すべてに敬意を表し、投票しました」(50歳・女性)