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《侍ジャパンの4番同士》3年ぶりの再会は満面の笑みでハグ…鈴木誠也が憧れの先輩・筒香嘉智の前で2本塁打、3打点と絶好調だったワケ 

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四竈衛

四竈衛Mamoru Shikama

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posted2022/04/15 06:00

《侍ジャパンの4番同士》3年ぶりの再会は満面の笑みでハグ…鈴木誠也が憧れの先輩・筒香嘉智の前で2本塁打、3打点と絶好調だったワケ<Number Web> photograph by Getty Images

パイレーツの本拠地・PNCパークで談笑する鈴木と筒香。19年の公式戦以来、約3年ぶりの対面となった

「4番一塁」で出場し、4打数無安打に終わった筒香は、素直に後輩の活躍を称えた。

「誠也の本塁打でチームが負けたけど、敵、味方超えたところでうれしく思いました。お互いにいい刺激を与えながら、1年間やれたらと思います」

 筒香自身、レイズでメジャーデビューした20年以来、本調子を取り戻した昨季途中まで米国流への適応に苦心しただけに、「いいスタートが切れて良かったと思います」と、弟分の好発進を自分のことのように喜んだ。

日本の4番同士の対決の行方

 鈴木は続く13日も、第2打席に中前適時打を放ち、開幕以来5試合連続安打と4試合連続打点をマーク。一方の筒香は、2試合連続無安打に終わったものの、鈴木は右翼の守備位置から、打席で構える筒香の姿を感慨深く見つめていた。

「やっぱり変わらないというか、日本の時と同じくどっしりしているというか。何も変わっていなかったです」

 今季、両チームの直接対決は、残り5カード、計17試合。

 ともに「剣豪」のような空気を漂わせる「元侍ジャパンの4番対決」は、今後、興味深いドラマを生むかもしれない。

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