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「飼い猫虐待」や「DV容疑」だけじゃない、プレミアリーグの“SNS炎上史”… 「ガラスの天才」は3度も喫煙リークの餌食に 

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三重野翔大

三重野翔大Shodai Mieno

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photograph byCharlotte Wilson/Offside(Getty Images)

posted2022/03/06 17:00

「飼い猫虐待」や「DV容疑」だけじゃない、プレミアリーグの“SNS炎上史”… 「ガラスの天才」は3度も喫煙リークの餌食に<Number Web> photograph by Charlotte Wilson/Offside(Getty Images)

2月8日に行われたワトフォード戦、ズマに対してサポーターからの罵声が飛んだという

 2011年1月、FAカップ3回戦でマンチェスター・Uはリバプールに1-0で勝利した。

 その数日後、当時リバプールに所属していたバベルは自身のTwitterで、主審のハワード・ウェブにユナイテッドのユニフォームを合成した写真とともに、「それで皆は彼を最高の審判のひとりと呼ぶのか? 冗談だろ。SMH(Shake my head = あり得ない、の略)」と投稿。

 開始2分にPKが与えられたシーンや、前半にスティーブン・ジェラードにレッドカードを提示したことなど、判定に対する不満を爆発させた。前年の南アフリカW杯決勝で笛を吹いた主審への評価を、真っ向から否定する内容である。

 後にバベルはこのツイートについて謝罪をしていたが、この事態を重く受け止めたFAは、プレミアリーグでは初めてとなるSNS上の言動による罰金処分を決定。結局1万ポンド(約150万円)の罰金と厳重注意を受けるハメになった。

ウェブ主審とのストーリーには続きがある

 ちなみにリバプール退団後も何度かSNSでの炎上を繰り返しているバベルだが、ウェブ氏とのストーリーには続きがある。

 昨年4月、ウェブ氏がVAR審判員のビビアナ・シュタインハウスとの結婚を発表した際、ニュースの記事を自身のTwitterで引用したバベルは、

「彼女のジャージをPhotoshopで加工しないことを約束するよ」

 このように10年前のトラブルになぞらえたジョークで祝福した。SNS上のトラブルが少なくないバベルだったが、最初にお咎めを受けた一件が本人の中でも強く残っているのかもしれない。

ウィルシャーは“喫煙疑惑リーク”で批判を浴びた

 バベルのように自ら炎上の種をまく人もいれば、SNSでの思わぬリークから批判を浴びる選手もいる。ジャック・ウィルシャーはその1人だ。

 2015年2月、Instagramの投稿から当時アーセナルのMFが水タバコを吸っていたことが発覚した。友人らとの集合写真で、左手に持ったシーシャパイプが写っていたのである。

 プロアスリートであるとはいえ、喫煙すること自体は本人の自由であり、それほど騒ぐことではない。事実、愛煙家でありながら活躍したフットボーラーは過去にいた。

 ただウィルシャーがまずかったのは過去にアーセン・ベンゲルに喫煙を注意されていたこと、そして“バレる”のがこれで3度目だったことだ。

【次ページ】 1年4カ月の間に3度の“やらかし”で問題児扱い

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