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日テレアナウンサー後藤晴菜さんと結婚…鹿島MF三竿健斗25歳が明かす“新婚生活”「ぶり大根が好きです」「ずっと笑っている家庭にしたい」 

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池田博一

池田博一Hirokazu Ikeda

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photograph byJ.LEAGUE/Sankei Shimbun

posted2021/11/23 11:03

日テレアナウンサー後藤晴菜さんと結婚…鹿島MF三竿健斗25歳が明かす“新婚生活”「ぶり大根が好きです」「ずっと笑っている家庭にしたい」<Number Web> photograph by J.LEAGUE/Sankei Shimbun

10月に結婚を発表した鹿島アントラーズMF三竿健斗(左)と日本テレビアナウンサーの後藤晴菜さん

「最近はボールに関わり続けることを意識しています。やってみると、今までよりも楽しくやれている。ボールにさわれたり、前を向いてパスを出せるようになったり。自分がイメージした通りに、仲間にパスを出せることが増えてきているので、毎試合、楽しみな気持ちで臨めています」

 10月8日、2022カタールW杯アジア最終予選のサウジアラビア戦を見ていたときのこと。前半6分、2016シーズンに鹿島でともにプレーした柴崎岳が左サイドから中盤でボールを受けると、無回転のロングシュートを放った。相手GKのファインセーブで得点にこそならなかったが、画面越しにふと思った。

「僕もできるかもしれない」

 ゴールにからむこと。それは三竿の掲げる、今後への課題の一つでもある。

「今は、パスでのサイドチェンジなどは少しずつできるようになってきた。次は、シュートのところを追求しないといけないと思っています。今シーズンは、今までよりもシュートが枠に飛ぶ機会が増えてきています。確率的に、これまでよりも確実に近づいてきている。あとは一本入るかどうかですね」

 理想のイメージは、2020年J1第13節柏戦で決めたゴールだ。日々の練習を積み重ねていくことで、手応えをつかみ始めている。

「ボールの置き位置でだいぶ変わってくるので、いつも自分が気持ちよく蹴られる場所を意識しています。前すぎると浮いてしまうし、足元すぎると低い球になってしまう。岳君は体の外側にボールを置いて打っていますが、僕もそこがキックのパワーが伝わりやすい置きどころ。そこまでは分かってきたんですが、ドリブルをしながらいい位置に置いてシュートまでいくというのが、今はまだ難しくて、そこはトライしながら。とにかく繰り返し練習して、試合でチャレンジするしかない」

「いつも2人でふざけ合っているんで(笑)」

 常に自分を客観視し、日々向き合うことで成長を続けてきた。そんな三竿を、隣に寄り添う心強い存在が、さらに強くする。

「自分としてはゆっくり進んでいるなという感じがあるんです。思い描いていた成長スピードとは違うのですが、これが自分なりの人生のペースなのかなと最近は思っていて。他の人と比べる必要はなくて、自分の歩幅で進んでいければと思っているので。だからこそ、より集中できているなと感じています。これからは1人ではないですからね。より責任が増していると感じています」

 どんな家庭を築いていきたいか。思い描く姿は明確で、そのさきに新たな決意をにじませる。

「いつも2人でふざけ合っているんで(笑)、ずっと笑っている仲の良い家庭にしていきたいです。もちろん、サッカーでも結婚したから良くなったよねと言われたいので。より一層、頑張ろうと思います」

 決意を新たにした背番号20は、鹿島アントラーズのキャプテンに歴代最年少となる24歳で就任して2年目となる。ピッチ内外で整ってきた三竿健斗のこれからに、さらなる期待が膨らむばかりだ。

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