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日テレアナウンサー後藤晴菜さんと結婚…鹿島MF三竿健斗25歳が明かす“新婚生活”「ぶり大根が好きです」「ずっと笑っている家庭にしたい」
posted2021/11/23 11:03
text by
池田博一Hirokazu Ikeda
photograph by
J.LEAGUE/Sankei Shimbun
「ただいま~!」「おかえり~!」
そんな単純なやりとりが「めっちゃいいなって思います」。
家に帰れば明かりが灯っている。一人暮らしにはない、そんなひとときに三竿健斗は幸せを感じるようになったという。結婚を機に、何かが変わった。
「サッカーだけではなくなりました」
これまでストイックに自らのピッチ上でのパフォーマンスを求めてきた。高校2年から書き始めたサッカーノート。その日の良かったことを3つ、次の日にチャレンジしたいことを3つ。日々の気づき、自分が感じた課題をつづってきた。それは、明日の自分が今日の自分よりも、より良くなるために。計画、実行、評価、改善。自分なりのPDCAサイクルをどんなときもブレずに回し続けてきた。
「その日にあって良かったことやうれしかったことを書くだけで幸せな気分になれるし、脳がポジティブになると勧められて始めました。始めてみるとものすごく整理できる。自分にとって、すごく役立っています」
もともと、「練習が終わればリセットして切り替えるタイプ」。ピッチでいかに最高のパフォーマンスを表現できるか、常に考え、常に実践し、トレーニングや試合に向けた準備はもちろん、ピッチ外でサッカー以外の経験も積極的に取り入れてきた。食事は独学で栄養に関する本を読むことから始まり、栄養士からのアドバイスを受けて、自らの体質に何が合うのかを追求。食べたものから細かな体の変化がわかるようになった。
「フライデー? 撮られなかったですね(笑)」
2021年10月、そんな三竿が日本テレビアナウンサーの後藤晴菜さんと結婚を発表した。これまでストイックに今以上を求めてきたアスリートに、どんな変化があったのだろうか。
「今までは一人でずっとストイックにやり続けてきた部分がありました。常にサッカーのためを考えて行動してしまうのは変わらないけれど、たまにダラダラしたりとプレーのことばかりではなくなった。よりオンとオフがしっかりできるようになりました」
第一印象からズバリ、「かわいいなって思いました」。初めて出会ってからタイミング良く2人で会う予定を作ることができ、約2週間後には交際を始めた。出会いが自粛期間前だったことも奏功し、美味しそうなお店や食材を見つけては一緒に楽しむ日々を積み重ねた。結婚を「自然な流れ」で決めたという。