熱狂とカオス!魅惑の南米直送便BACK NUMBER
森保ジャパン11人の市場価値85億円、ブラジルは548億円 CL出場日本人は南野拓実だけ…強豪国との比較で浮かぶ《個の能力差》
text by
沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph byKiichi Matsumoto/JMPA
posted2021/11/14 17:00
オーストラリア戦の日本代表、先発メンバーの市場価値は約85億円だった
CLに絡んだブラジル人は驚きの数だった
1)スペイン:70人
2)ブラジル:64人(うち6人はブラジル出身で国籍も保持しているが、代表では他国を選択)
3)フランス:59人
4)ポルトガル:50人
5)ドイツ:43人
6)ウクライナ:35人
7)イタリア:33人
8)イングランド:32人
9)スイス:27人
10)ベルギー:25人
南米各国を見てみると――ブラジルの63人を筆頭に、アルゼンチンが18人(12位タイ)、コロンビアが9人(17位タイ)、ウルグアイが7人(21位タイ)、チリが2人(40位タイ)、エクアドルとペルーが1人ずつ(48位タイ)で、南米全体で101人を数える。
一方、アジアからはイランの2人が最多で、日本とウズベキスタンが1人ずつ。韓国、オーストラリア、サウジアラビア国籍の選手は1人もいなかった。アジア全体でも4人しかいない。
選手育成に関して、日本とアジアがブラジルなど南米諸国に遠く及ばないのは明らかだろう。
それでは、南米の伝統国はどうやって選手を育てているのだろうか。<続く>