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「クロノジェネシスと同じく…」ステラヴェローチェは“道悪専門”ではなく“馬場不問”! 73年ぶり快挙を狙う牝馬も侮れない【菊花賞】
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byKYODO
posted2021/10/23 11:02
9月26日の神戸新聞杯にて1着となったステラヴェローチェと吉田隼人騎手。菊花賞では1番人気が予想される
実は、このタイトルホルダーは、筆者が今年1月の本稿に書いた今年の全GI予想で、菊花賞の勝ち馬として挙げた馬だ。誰も言ってくれないので自分で言うが、桜花賞のソダシ、オークスのユーバーレーベン、宝塚記念のクロノジェネシスなど、ぼちぼち予想を的中させている。
そもそも、1月に全GIを予想することには無理がある(だから面白いと言ってくれる人もいるが)。勝ち馬として挙げたのに、出走すらしなかったケースもままある。その1頭が、スプリンターズステークスの勝ち馬として挙げたレイパパレだ。それを同馬の馬主であるキャロットファームの秋田博章代表に伝えると「スプリンターズステークスですか。そういう冒険ができたら面白いですけどね」と笑顔でサラリとかわされた。
菊花賞の予想、本命は…?
話を菊花賞に戻すが、その全GI予想でダービーの勝ち馬にしたオーソクレース(牡、父エピファネイア、美浦・久保田貴士厩舎)も、骨折で春のクラシックを棒に振った。が、休み明けのセントライト記念(3着)を叩いて、気配が上向いている。エリザベス女王杯と宝塚記念を勝ったマリアライトの初仔で、鞍上がクリストフ・ルメール。ただでは終わらない。
◎ステラヴェローチェ
○タイトルホルダー
▲ディヴァインラヴ
△オーソクレース
枠順が出るまではオーソクレースを対抗にしようと思っていたのだが、大外18番枠を引いたので、ヒモの評価にとどめた。ゲートから最初のコーナーまでの向正面の直線が短いので、やはり外枠は不利だ。
◎から流した馬連と、▲のがんばれ馬券(単複)を買って、楽しみたい。