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堂安律の圧巻2点目、久保建英や林大地、三好康児の気になった点は…U-24ホンジュラス戦診断 “金メダル候補”スペイン戦を最高の試金石に
text by
飯尾篤史Atsushi Iio
photograph byNaoki Morita/AFLO
posted2021/07/13 11:42
ホンジュラス戦は堂安律の2ゴールなどで3-1で勝利した
スペインはEURO組、アセンシオらがエントリー
22日に控える南アフリカとの初戦のわずか5日前(中4日の試合間隔)に組まれたこの一戦は、森保監督自らが望んだものだ。
「本来はもう少し前に最後のテストマッチを組むことを考えていたんですけど、17日ならスペインとやれそうだと。試合間隔を重視するのか、スペインとやることを重視するかで、後者にしました。強豪と戦うことで選手たちに感覚を研ぎ澄ませてもらいたかったので」
スペインはEURO2020に出場したGKウナイ・シモン、DFパウ・トーレス、エリック・ガルシア、MFペドリ、FWミケル・オジャルサバル、ダニ・オルモや、18年ロシアW杯に出場したFWマルコ・アセンシオなど、錚々たるメンバーがエントリーしていて、金メダル候補の筆頭との呼び声が高い。
彼らがテストマッチに出場するかどうかは不明だが、金メダルを目標に掲げる日本にとって、このゲームが最高の試金石になるのは、間違いない。
コンディションや連係面の向上、ペース配分やゲームコントロールなど、詰めなければならないことは少なくないが、むしろ本番を迎える直前まで、課題はできるだけたくさん出たほうがいい。
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