酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
大リーグ通算282発→オリックスでレギュラー落ち→代打の切り札も“真面目でイイ奴” アダム・ジョーンズを称えたい
text by
広尾晃Kou Hiroo
photograph byKyodo News
posted2021/07/07 11:03
杉本裕太郎に定位置を奪われる形となったアダム・ジョーンズだが、代打としての存在感は大きい
チームに貢献するのが彼のプライドなのだろう
アダム・ジョーンズは「野球に真摯に向き合っている」のだと思う。どこで、どんな相手と野球をしようとも、できることを最大限する。チームに貢献できることを見つけ、頑張る。それが彼のプライドなのだろう。そのひたむきさ、真面目さに触れることができたのは、幸せだった。
2年目はここまで、91打数21安打1本塁打12打点、打率.231。
この成績では、契約延長は厳しいと思うが、筆者はアダム・ジョーンズの風格あるプレーを見ることができたことを喜ばしく思う。
アダム・ジョーンズも忘れがたい外国人選手の一人になりそうだ。