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稲葉監督が侍ジャパンを“オールアマ”で選んだら? 秋のドラフト候補もいる要注目の24名を独自選考【野茂や古田もオリンピアン】

posted2021/06/28 11:02

 
稲葉監督が侍ジャパンを“オールアマ”で選んだら? 秋のドラフト候補もいる要注目の24名を独自選考【野茂や古田もオリンピアン】<Number Web> photograph by KYODO

かつてはアマチュア選手にとって最高の舞台と呼ばれていた五輪。現在活躍する社会人、大学生から24名を選んでみた

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西尾典文

西尾典文Norifumi Nishio

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 6月16日、東京五輪に臨む野球日本代表のメンバー24人が発表された。メンバー選考に関してはあらゆる意見が出ているが、どの選手も本調子であればプロでもトップクラスの実力者であることは間違いないだろう。

 しかしかつてはオリンピックの野球と言えば、アマチュア選手にとって最高の舞台と言われていた時期があり、1984年ロサンゼルス五輪から1996年アトランタ五輪までの4大会は全員がアマチュア選手で臨んでいる(84年ロサンゼルス五輪、88年ソウル五輪は公開競技として実施)。

 当時のチームは有力なドラフト候補となる若手と、社会人で実績十分のベテラン選手によって構成されており、野茂英雄や古田敦也、小久保裕紀、井口資仁、福留孝介など後の日本球界を代表する選手たちも、アマチュア時代にオリンピックの舞台を経験している。

 そこで今回は、「もし今年全員アマチュアで東京五輪の代表チームを編成するなら?」というお題のもと、どんなメンバー編成になるのか考えてみた。6月29日から開幕する社会人野球日本選手権にも出場する選手、そして有望な大学生の中から、現在の実力と今シーズンのプレーぶりをみて選考。早速、厳選した24人を見ていこう。

【次ページ】 投手陣のリーダーは投球術に優れる大野

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