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【9秒95日本新】「誰かにムリでしょと言われても」山縣亮太、サニブラウン、桐生祥秀、小池祐貴… 100m9秒台カルテットの“スゴいメンタル”なエピソード 

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posted2021/06/07 11:02

【9秒95日本新】「誰かにムリでしょと言われても」山縣亮太、サニブラウン、桐生祥秀、小池祐貴… 100m9秒台カルテットの“スゴいメンタル”なエピソード<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

9秒95の日本新をマークした山縣亮太

<名言4>
スタジアムの観客がすげえなくらいですね。いちいち気にしてられないんで。
(サニブラウン・アブデルハキーム/Number886号 2015年9月24日発売)

◇解説◇
 2015年8月の北京世界陸上200mで史上最年少での準決勝進出を果たすなど、サニブラウンは10代の頃から大きな期待を受けてきた。

 そんな中で緊張でガチガチになってもおかしくないレースと思いきや、「スタジアムの観客がすげえなくらいですね」とタフなメンタルを見せつけた。ミックスゾーンでの取材中、米国のエース、ジャスティン・ガトリンから「I'm so proud of you(君のことを誇りに思うよ)」と声をかけられた時の年齢は16歳であることを踏まえても、規格外のメンタリティである。

 4人の9秒台スプリンター、布勢スプリントで10秒01をマークした多田修平、そしてケンブリッジ飛鳥ら実力者がひしめく中で、東京五輪の出場枠は「3」という狭き門である。24日に開幕する日本選手権で、どれだけハイレベルな戦いになるか、今から楽しみだ。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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