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メッシ、ロナウドを「僕のテーブルに招待したい(笑)」 レバンドフスキ32歳が見せた静かなる自負とは 

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ティエリー・マルシャン

ティエリー・マルシャンThierry Marchand

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photograph byPierre Lahalle/L’Équipe

posted2021/03/07 17:02

メッシ、ロナウドを「僕のテーブルに招待したい(笑)」 レバンドフスキ32歳が見せた静かなる自負とは<Number Web> photograph by Pierre Lahalle/L’Équipe

今季のCLでバイエルンは決勝トーナメントに進んでいるが、レバンドフスキは4得点と爆発には至っていない(3月5日時点)

レバンドフスキ 今年に関してはそうだと思う。もちろんチームあっての自分という謙虚さは常に抱いているべきだし、怪我や不調に陥らない限りにおいてだが。そのうえで言いたいのは、今現在最高であるかどうかにはほとんど関心がない。大事なのはシーズン終盤に最高の状態であることだ。

「バロンドール受賞はたぶん僕だった」

――今年はバロンドールの表彰が見送られたのは残念ではなかったですか?

レバンドフスキ どうして中止になったのかはよく理解している。ただ、中止を決めたのが……(熟考して)少し早すぎたと思った。僕が受賞できたかどうかは……たぶん僕だっただろう。他の権威ある個人表彰も受けたし、僕のインスタグラムではバロンドールも受賞したからね(友人からレゴで作ったバロンドールを贈られた写真をアップした)。

――投票が行なわれていたら、誰がライバルになったと思いますか?

レバンドフスキ バイエルンは素晴らしいサッカーを実践して、多くの得点をあげタイトルもすべて獲得した。僕らは最高のチームだった。だからバイエルンの誰かだっただろう。

――バイエルンで3冠に輝いたことで、バロンドールを獲得できなかった空しさを埋められましたか?

レバンドフスキ 最も重要なのはチームのタイトルで個人の表彰ではない。個人タイトルもチームのサポートがあって獲れるもので、その逆じゃない。とはいえ1年でこれだけのタイトルを獲得できたのは、それだけのことを成し遂げたからだろう。

――最高の瞬間はいつでしたか?

レバンドフスキ CL決勝だ(20年8月23日、1−0でパリ・サンジェルマンに勝利)。大きな仕事を成し遂げた達成感はひとしおだった。バルセロナを大差で破った(8−2)ときも喜びはあったが、優勝のそれとは比べものにならなかった。

――最後に2021年はどんな年にしたいですか?

 できる限り多くのタイトルを獲得する。それからEUROでは、ポーランド代表の素晴らしさを世界に示す。僕自身もこれからもずっと自分の限界に挑み続けたい。

【前回を読む】「感覚が研ぎ澄まされている」幻のバロンドーラー、レバンドフスキが語る、32歳にして絶頂期の理由

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