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ガットゥーゾ「敵が湧いてきて地獄にいる気がした」、ジダン「連覇は簡単なことなんだ」…CLが“燃えた日”

posted2021/02/24 06:00

 
ガットゥーゾ「敵が湧いてきて地獄にいる気がした」、ジダン「連覇は簡単なことなんだ」…CLが“燃えた日”<Number Web> photograph by Getty Images

2003-04シーズンCL準々決勝、“闘犬”ガットゥーゾもデポルティボの勢いは止められず、歴史的逆転負けを食らった

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NumberWeb編集部

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雑誌「Sports Graphic Number」と「Number Web」に掲載された記事のなかから、トップアスリートや指導者たちの「名言」を紹介します。今回はサッカーのチャンピオンズリーグにまつわる5つの印象的な言葉です。

<名言1>

敵があちこちから湧いてきて地獄にいる気がした。
(ジェンナーロ・ガットゥーゾ/767号 2010年11月25日)

 2004年当時、ミランは黄金期を謳歌していた。そんな彼らが天国から地獄へと突き落とされた試合がある。

 CL準々決勝、対するはスペインのデポルティーボ・ラコルーニャ。ミランがホームでの第1戦を4ー1で勝利していたこともあり勝ち抜けは余裕、という見立てが大半だった。

 しかしデポルは、本拠リアソールで猛然としたプレスを仕掛け、敵陣に殺到。気づけば前半だけで3点を奪い、最終的には4ー0のスコアで大逆転を完遂した。

 攻守の素早い切り替えは現代サッカーを戦ううえで不可欠な要素となっているが、当時の「スーペル・デポル」は闘犬ガットゥーゾを怖気づかせるほどの迫力を醸していたのだ。

<名言2>

あの声を聞けよ。ファンは諦めちゃいない。
(スティーブン・ジェラード/997号 2020年2月13日)

 ピッチで戦うリバプールの選手を奮い立たせるサポーターソングと言えば『You'll Never Walk Alone』だ。

 試合前、本拠地アンフィールドに轟く大合唱が、ハーフタイムに響き渡ったのは2004ー05シーズンCL決勝でのこと。

【次ページ】 主将ジェラードがチームを鼓舞した

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