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「この2点目こそ我々が見たかったミナミノ」…レジェンドが南野拓実を “キュウリみたい”と大絶賛の理由
text by
田嶋コウスケKosuke Tajima
photograph byGetty Images
posted2021/02/22 11:02
チェルシー相手のゴールに歓喜する南野拓実。リーグで振るわないリバプールのファンから“タキ待望論”が再び高まりそうだ
劣勢にまわった中での南野の課題とは?
ゴールを奪った前半33分まではなかなか試合に絡めず、不用意な形からボールを失う場面もあった。また得点後も、存在感が希薄だった。1人目の選手交代枠で、後半31分に南野がピッチを退いたことも決して無関係ではないだろう。
強豪チェルシーを相手にチームが劣勢にまわった事実はもちろん大きい。相手に71%のポゼッションを記録されたように、チーム全体が苦戦を強いられた。その中で、南野のゴールは値千金だった。
だが、こうした上位相手の苦しい展開のなかでも、90分を通して効果的なプレーを示し続けられるか──。サウサンプトンでの武者修行は、これからも続いていく。
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