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【プロ野球キャンプ】宮崎が誇る面白混沌スーパーの “逆転満塁ホームラン餃子” ホークスの餃子王子もびっくり？
text by
村瀬秀信Hidenobu Murase
photograph byHidenobu Murase
posted2021/02/15 17:00
餃子王子ことホークス大竹耕太郎もきっと食べたい宮崎のスーパー、ナガノヤ・ウメコウジの「逆転満塁ホームラン餃子」
“送りバントのたれ”（198円＋税）
「野球はホームランが出れば勝ちではありません。重要なことは、どんなに地味な作業でもランナーを溜めて、つないでつないでホームに返すこと。“満塁”の好機をつくるには送りバントというつなぎは絶対に欠かせません。我々のたれも地道な作業でつくっておりますが、無添加無着色という万全の手堅さで、酸味強めの後味すっきり一塁線。野菜たっぷりジューシーなギョーザとの相性もバッチリで満塁の好機をチャンスメイクと、一発逆転ホームランのお膳立てを整えてくれます」
この「送りバントのたれ」は、野菜炒めやナスの揚げ浸し、ごま油と合えてきゅうり和えにするなど、ドラッグバント気味な小技もこなせるいぶし銀。何かをつなぎたい人、自己犠牲の精神溢れる食卓にこそおすすめだ。これは早速、田尻さんらホークス取材陣にも教えてあげなくてはならない。甲斐さん、ちなみにギョーザのほか、野球関係者や選手におすすめしたい弁当はございますか。
マジ卍弁当、エギレハギシリ弁当……
「やはり身体を動かすお仕事でしょうから、ボリュームたっぷり、重量1kg超えの『天孫降臨マジ卍弁当』（499円＋税）。あとは、宮崎の名物といえばチキン南蛮なので、「エギレハギシリ弁当」（499円＋税）などはいかがでしょう。アスリートの方でも確実におなかいっぱいになりますよ」
「マジ卍」は、広大なフィールドのような九州産のごはんに、壮絶な揚げ物の乱打戦。きんぴらと目玉焼きの脇役陣がシブい働きをする、敷田審判員にもおすすめしたいドカベンだ。もうひとつは南国の大砲、チキン南蛮がクリーンナップに三本ドカンと入った「エギレハギシリ」。地元の言葉で「餌切れの空腹のあまりに歯ぎしりする」という意味らしいが、昨年歯ぎしりするほど悔しいシーズンを過ごし、このキャンプに臨んでいる選手にこそうってつけだろう。
「ネーミングはそれぞれの解釈でお願いします。このギョーザであり弁当を、願掛けに使う人もいれば、自分に気合いを入れるために食べる人もいるでしょう。この名を、プラスに受け取るか、マイナスに受け取ってしまうか。解釈ひとつで世界はどうにでもなりますからね。我々はお客様が笑えるよう、安くて美味しい商品をこれからも作っていくだけです。もし機会があれば、この“逆転満塁ホームラン餃子”、プロ野球関係者の皆様にもぜひ食べてほしいですね。特にホークスの“餃子王子”こと、大竹耕太郎選手にはぜひどこかの機会で食べていただきたいです」
