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注目はエディーの寵愛を受けて育った巨漢No.8の暴れっぷり! 欧州ラグビー冬の風物詩で見ておくべき選手

posted2021/02/06 17:00

 
注目はエディーの寵愛を受けて育った巨漢No.8の暴れっぷり! 欧州ラグビー冬の風物詩で見ておくべき選手<Number Web> photograph by Getty Images

激闘の末、オータムネーションズを制したイングランド代表。エディー・ジョーンズHCは功労者ブニポラを笑顔で迎えた

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竹鼻智

竹鼻智Satoshi Takehana

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 例年通り、2月の最初の週末である6日に開幕を迎える2021年のシックスネーションズ。毛色が違うのはもちろん、新型コロナウイルス感染症による規制だ。大会を日程通りに完結できるかどうかという、スポーツよりも大事な事情がある。

 ラグビー上では“6カ国対抗”となる同大会だが、国際上はイギリス・フランス・アイルランド・イタリアの4カ国の扱い。この中で、スポーツの国際試合の開催に最も厳しい見解を示していたのがフランス政府だった。開幕前1週間を切った時点で「大会期間中、コーチやスタッフも含めた代表チームが、外部の人間と “密”な接触をしない」というルールを条件に代表活動及びホーム&アウェーでの国際試合を許可。「欧州のラグビー界にとって素晴らしいニュース」とされたこの発表と共に、欧州ラグビー冬の風物詩が無事に開催されることになった。

イングランドとフランスの一騎討ち

 イギリスやオーストラリアをはじめとした英語圏でのスポーツ・ベッティングの大手とされる『OddsChecker』によれば、優勝候補はイングランドだ。オッズはイングランドが2倍、フランスが5倍、アイルランドが11倍、ウェールズが40倍、スコットランドが80倍、そしてイタリアが500倍。中断期間を挟んで完結した昨年度大会、そして11~12月に開催された特別大会「オータムネーションズカップ」を共に制したイングランド、そしてその両大会を2位で終えたフランスの戦績を大きく反映させた数字となった。

 ワールドラグビーランキングを見ても、“形式上”はイングランドとフランスによる優勝争いが繰り広げられることに疑念はない。

<ワールドラグビーランキング>
1位南アフリカ
2位イングランド
3位ニュージーランド
4位フランス
5位アイルランド
6位オーストラリア
7位スコットランド
8位アルゼンチン
9位ウェールズ
10位日本
>>>
14位イタリア
※日本時間2月5日時点

【次ページ】 若き“レ・ブルー”を牽引するSH

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