今から6年前、スクデット連覇中のユーベ主将だったブッフォン（当時36歳）とダミーコ（同40歳）の熱愛が発覚したときには国中が騒然となりました。当時、2人にはそれぞれ配偶者と子供がいてW不倫状態です。

　日本での馴染みは薄いものの、ダミーコ女史はローマの名門サピエンツァ大学で法学に勤しんだ才女で、国営放送RAIやイタリアSKYで長年司会者として長く活躍してきた“イタリア・サッカーTV業界の女王”。

2005年頃のダミーコ女史©Getty Images

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　女優でもないのにそのお色気ぶりときたら“ムンムン”と10回重ねても足りないほどの妖艶さ。強いて言うなら“藤原紀香の容姿に元NHK有働由美子アナウンサーの司会スキルを合体させたようなパワフル・キャリアウーマン”といえば、その押し出し感が伝わるでしょうか。

　本人も誇る黒い髪と栗色の瞳の“ザ・地中海の女”的ボディはイタリア男を惹き付けるフェロモンにあふれていて、十数年前、筆者が一度だけいっしょに仕事をしたときにハグされたことを友人に話したら、心底羨ましがられました。

「上手くマンマークを外せなかったね」

　女傑であるダミーコは、ブッフォンとの密会が写真週刊誌にすっぱ抜かれた際にも動じることなく、「私がうまくマンマークを外せなかったということね（＝パパラッチを巻くことができなかった）」と堂々と言い放ち、直撃したワイドショーのリポーターを逆にたじたじにさせた逸話があります。彼女を伴侶にと望むのなら、むしろ心身ともにブッフォン級のタフネスが必要なのだとサッカーファンは唸らされました。

　それぞれの配偶者とスピード円満別離した2人は、16年には男児をもうけました。昨年秋のトークショー・イベントではブッフォンをゲストにダミーコが聞き手となり、両人揃って仲睦まじく息のあった“おしどり夫婦”ぶりを見せています。

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