SCORE CARDBACK NUMBER

全日本最年長初Vの秋田史帆。成長の原動力と10年前の誓い。~テニス界、30歳の実力者~

posted2020/12/06 07:00

 
全日本最年長初Vの秋田史帆。成長の原動力と10年前の誓い。~テニス界、30歳の実力者~<Number Web> photograph by Hiromasa Mano

男女32ドローに縮小して行われた全日本選手権。秋田はWTAツアー2勝を誇る第1シードの日比野を下して初優勝

text by

秋山英宏

秋山英宏Hidehiro Akiyama

PROFILE

photograph by

Hiromasa Mano

 近年は若手の登竜門と位置付けられる全日本選手権だが、今年の女子単を制したのは秋田史帆、30歳9カ月での初優勝は戦後の最年長だった。遅すぎた初Vと言うべきだろう。過去に準優勝2回。四大大会未経験の日本選手では、テクニック、試合をつくる力、精神力ともピカイチの実力者だ。しかし、大会時の世界ランキングは400位。故障も多く、何かが噛み合わないまま節目の年齢を迎えていた。

「負けるんだったら、史帆ちゃんがよかった」。秋田に敗れて準優勝の第1シード、日比野菜緒の口からこんな言葉がこぼれ落ちた。ともに愛知県一宮市出身、同じクラブでジュニア期を過ごした。日比野は「秋田選手みたいになりたい」とあこがれ、秋田も自分を慕う4つ年下の日比野を気にかけた。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
Numberプレミアムクラブ会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 595文字

Numberプレミアムクラブ会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

<緊急追悼特集>さらば、マラドーナ。神に最も愛された男

関連記事

秋田史帆
日比野菜緒

テニスの前後の記事

ページトップ