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19歳の天才・小野伸二、16歳の南野拓実&柴崎岳、悪夢のコンフェデと五輪…vsメキシコ激闘史を見る 

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posted2020/11/17 17:00

19歳の天才・小野伸二、16歳の南野拓実&柴崎岳、悪夢のコンフェデと五輪…vsメキシコ激闘史を見る<Number Web> photograph by Naoya Sanuki

2005年コンフェデ杯での1枚。中田英寿とメキシコの象徴、ラファエル・マルケスが笑顔で健闘をたたえ合った

16歳南野、19歳小野、32歳カズvsメキシコ

 世代別W杯で触れなければいけないのは、1999年のワールドユース(現U-20W杯)だ。FIFA主催大会で初となる決勝進出は日本サッカー史上に残る快挙であり、小野伸二、稲本潤一、高原直泰、小笠原満男、遠藤保仁、本山雅志、中田浩二ら「黄金世代」がフィリップ・トルシエ監督の下で輝いたプレーぶりは、20年以上の時を経ても色褪せない。

 そんな彼らも、ワールドユース準々決勝でメキシコと対戦している。当時のメキシコにはその後バルサで活躍するラファエル・マルケスらがおり、グループステージを1位通過した同士の戦いとなった。その一戦で日本は前半4分、右サイドの酒井友之からのクロスを左サイドハーフの本山が走り込んでヘディングで合わせ、先手を取る。

 そして24分にはキャプテンマークを巻いた当時19歳の小野が、再び右サイドのクロスから珍しくヘディングシュートを決めて追加点。攻守ともにかみ合った日本がそのまま2-0で押し切った。小野は試合後、こんな風に語ったという。

「自分もゴールできたし、ベスト8の壁も越えた。それは嬉しいけど、それも今日までです」(Number470号)

 ベスト4進出にも地に足がついていたからこそ、続く準決勝ウルグアイ戦も制することができたのだろう。

 このようにメキシコと数々の激闘を繰り広げてきたが、世代別を含む国際親善試合などでも日本の名プレーヤーは戦っている。トルシエジャパンでは、2000年のカールスバーグカップで当時32歳のカズが後半途中から投入されている。

 また2011年のU-17世代のテストマッチでも当時16歳の南野拓実が、昨年9月にメキシコで行われたU-22代表戦では安部裕葵ら東京五輪世代が出場している。

 数多くの選手にとって経験値を高める機会となったメキシコ戦だけに、今回の森保ジャパンも収穫多き戦いとなってほしいところだ。

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