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1383億円を10年でドブに捨てたマンU 器の小さいスールシャール&電話に出ない強化担当への疑問符 

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粕谷秀樹

粕谷秀樹Hideki Kasuya

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posted2020/11/12 06:00

1383億円を10年でドブに捨てたマンU 器の小さいスールシャール&電話に出ない強化担当への疑問符<Number Web> photograph by Getty Images

クラブのレジェンドであるスールシャール監督。マンチェスター・ユナイテッド再建は彼をもってしても無理なのか

7年半での監督解任で、約45億円無駄遣い

 ファーガソン退任以降、およそ7年半で5度目のリセットが近づいている。デイビッド・モイーズ→ルイ・ファンハール→ジョゼ・モウリーニョ……。誰一人としてうまくいかなかった。これまで、違約金など監督解任に費やした経費は3300万ポンド(約45億円)とも伝えられている。冒頭で述べた移籍金も含め、無駄使いが甚だしい。

 しかし、誰が新監督になるにせよ、若手の登用だけは続行すべきだ。ラッシュフォードを筆頭とするタレントは場数をこなしつつある。ポグバ、ジェシー・リンガード、ブランドン・ウィリアムズも含めると、トップチームには下部組織出身者が8名もいる。育成システムの成功には堂々と胸を張っていい。

 主力の年齢から判断し、リバプールのサイクルは来シーズンまでだ。シティはピークが過ぎた。したがって、ヤングガンズの進境著しいユナイテッドが天下を取り戻す日は、近い将来に必ずやって来る。

 そして一刻も早く、有能な監督を招聘することだ。スールシャールは監督としての資質に大きな疑問符がつく。才能豊かな若者を、より高みに導く器ではない。
 

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