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清原和博「何十年後でもいい。王さんは、本当の事を言ってくれるだろうか」ドラフトがもめた“あの日” 

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posted2020/10/26 11:02

清原和博「何十年後でもいい。王さんは、本当の事を言ってくれるだろうか」ドラフトがもめた“あの日”<Number Web> photograph by KYODO

1985年のドラフトで西武に指名され、沈んだ表情を見せるPL学園の清原

入団拒否・元木には「なめてんのか!」の声も

<名言 3>

「ただ、辛かったですね」
(元木大介/764号 2010年10月14日発売)

◇解説◇

 上宮高校で3度甲子園に出場した“超高校級スラッガー”は、1989年のドラフトでダイエーから1位指名を受けた。

 しかし、巨人が意中の球団であった元木は入団を拒む。

 元木は当時について「ダイエーの関係者から『なめてんのか!』『野球できなくしてやるぞ』とかも言われました」と述懐するが、それでも巨人愛を貫く決意は揺るがなかった。

 1年間のハワイ留学を経て、翌年のドラフトで巨人から1位指名を受ける。この元木の行動がきっかけで巨人は逆指名制度を提案、ドラフト改革の端緒となったのである。

 そんな元木は松井秀喜や高橋由伸ら、輝かしいスターぞろいの長嶋巨人において“クセ者”としての役割を確立。引退後はタレント活動を経て、今では原辰徳監督率いる読売巨人軍のヘッドコーチとして選手たちのプレーに目を光らせている。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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