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石川祐希、イタリア6年目の自覚。
「頼られる存在になりたいですね」

posted2020/08/10 20:00

 
石川祐希、イタリア6年目の自覚。「頼られる存在になりたいですね」<Number Web> photograph by AFLO

イタリアへ渡る前にリモート取材に応じた石川祐希。新天地ミラノでの成長を力強く語った。

text by

石井宏美

石井宏美Hiromi Ishii

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AFLO

 自身通算6シーズン目を迎えるイタリア・セリエAの開幕に備え、バレーボール男子日本代表のエース石川祐希が、戦いの舞台へと旅立った。

 昨季は「今の自分が最もステップアップできるチーム」と、セリエAの中堅チームであるパドヴァでプレーすることを決断した。当時はさらに強いチームでチャレンジする選択肢もあったが、周囲の状況などを総合的に見極めて、「今季はトライするタイミングではない」という決断に至った。

 パドヴァでは目標に掲げていたプレーオフ出場は果たせなかったものの、リーグ中断前まで19試合に出場。242得点を挙げる活躍を見せ、チームの主力として勝利に貢献した。
そして今季。彼がどんな選択をするのか、その去就に注目が集まった。

 というのも、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が懸念されたからだ。イタリアでプレーを続けるのか、それとも別の選択肢なのか――。

 石川が出した結論は前者だった。

パドヴァよりも順位は2つ上。

「もちろん不安や心配はありました。でも、それ以上に、僕自身の目標を達成したいという思いや世界最高峰リーグでプレーしたい、強くなりたい、自分の夢をかなえたい思いが強かったんです。目標を見失わずに取り組みたい」

 今季プレーすることが決まったミラノは、昨季5位でシーズンを終えている。石川が昨季所属していたパドヴァよりも順位は2つ上。よりレベルの高いチームへの移籍を実現させたことになる。

「年々レベルの高いチームにオファーをいただいてステップアップできているので自信を持って取り組みたいと思っています。もちろん、レベルが上がるということは、試合に出られない可能性や確率も高くなるということなんですが」

【次ページ】 「避けて通れない道」

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