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捕手の年俸、上がってるやないかい!
森友哉、小林誠司、1億円超も……。
text by
茂野聡士Satoshi Shigeno
photograph byKYODO
posted2019/12/29 20:00
パ・リーグ捕手として史上3人目のMVPを獲得した西武・森友哉。年俸も24歳にして2億円に届いた。
伊藤は打撃でも渋い働き。
<巨人>
炭谷銀仁朗:1億5000万円(±0/32歳)
58試合 打率.262 6本塁打 26打点
小林誠司:1億円(4000万円△/30歳)
92試合 打率.244 2本塁打 19打点
大城卓三:3500万円(1500万円△/26歳)
109試合 打率.265 6本塁打 30打点
※一塁手との兼任の数字
<DeNA>
伊藤光:1億1000万円(5500万円△/30歳)
84試合 打率.254 8本塁打 27打点
※4年総額4億5000万円の報道も
嶺井博希:3100万円(400万円△/28歳)
64試合 打率.211 2本塁打 12打点
<阪神>
梅野隆太郎:1億円(5000万円△/28歳)
129試合 打率.266 9本塁打 59打点
<広島>
會澤翼:1億8000万円(8800万円△/31歳)
126試合 打率.277 12本塁打 63打点
※3年総額6億4000万円の報道も
磯村嘉孝:1800万円(700万円△/27歳)
65試合 打率.278 4本塁打 21打点
<中日>
加藤匠馬:1800万円(1250万円△/27歳)
92試合 打率.228 0本塁打 19打点
<ヤクルト>
中村悠平:9000万円(±0/29歳)
126試合 打率.269 5本塁打 36打点
嶋基宏:5000万円(5000万円▼/35歳)
57試合 打率.209 3本塁打 15打点
※楽天から移籍
小林、伊藤、會澤、梅野が晴れて1億円プレーヤーの仲間入りである。そしてプレミア12でも活躍した會澤は、もう少しで2億円というレベルにまで上がった。
今年の伊藤はインサイドワークだけでなく、打撃でも渋い働きをした印象だ。
梅野は14盗塁、盗塁成功率.824と、甲斐(9盗塁)とともにレアな「走れる捕手」なのもカッコいい。梅野の場合、捕手として珍しいサイクルヒットも達成したのもプラス査定なのかもしれない。