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世界の名騎手が次々と「ユタカ!!」。
武豊が鞭1本で海外挑戦し続ける理由。
text by
平松さとしSatoshi Hiramatsu
photograph bySatoshi Hiramatsu
posted2019/11/08 20:00
BCスプリントは最下位の8着に敗れたマテラスカイ。武豊は「挑戦し続ければチャンスはある」と振り返った。
「ユタカ・タケ」に続く存在を!
今回のブリーダーズカップでは結果を残せなかったものの、武豊騎手が世界的にどれほど認知されているかを改めて目の当たりにして、こちらとしても嬉しい気持ちになった。
と同時に、今後の日本の競馬界を考えると、第二、第三の武豊騎手が出てくる事を強く願わずにはいられなかった。
武豊騎手は2000年から2002年にかけた海外遠征の後、年間200勝以上を3度もマークし、今年はついに通算4100勝を達成してみせたが「これらは海外での経験を抜きには考えられない」と本人も口にしている。
武豊騎手に続き、世界中の誰に聞いても名前が挙がるような日本人ジョッキーが近いうちに出て来る事を願いたい。