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MGCは日本マラソン最高の名勝負に。
瀬古利彦「設楽くんのおかげです」。
text by
涌井健策(Number編集部)Kensaku Wakui
photograph byNanae Suzuki
posted2019/09/28 11:30
神宮外苑の芝生広場でのパブリックビューイング。先頭を走る設楽が映し出される。
大迫は、中村は設楽をどう見ていたか。
では、その設楽の飛び出しを、優勝した中村や3位の大迫はどう見ていたのか。そしてこのMGCという舞台で勝負を分けたものは何だったのか。発売中のNumberDo「秋のラン メンタル強化大作戦」では、語り継ぐべき名勝負について詳報している。
巻頭では、中村匠吾、大迫傑両選手の独占インタビューを掲載。レース直後の2人に貴重な時間をいただき、当事者の視線で名勝負を振り返ってもらった。
記事タイトルは中村が「9年分の恩返し」、大迫は「マラソンは友達じゃない」。2人が歩んできた道のりや思いが伝わる、レース直後だからこその臨場感溢れる肉声をぜひ読んでもらいたい。そしてタイトルとも呼応した撮りおろしの写真も必見です。
またマラソン解説でもおなじみのランニングコーチ・金哲彦さんが指摘してくれたのが、MGCにおける選手たちの「心の動き」。設楽、井上両選手の敗因についても解説をしてもらったが、これは市民ランナーにとっても参考になるアドバイスだ。
ランナーに役立つ記事だけでなく、東京五輪を前にしたトップ選手も大特集したNumberDo、ぜひお手にとってみてください。