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脇坂泰斗は「とにかく、やりやすい」
川崎で評判高い、心配りと泥臭さ。
text by
いしかわごうGo Ishikawa
photograph byJ.LEAGUE
posted2019/09/14 08:30
ルヴァンカップ準々決勝、名古屋との連戦にスタメン出場した脇坂泰斗(中央)。プロ2年目の今季は厚い選手層の中、出場機会を増やしている。
「去年とは違う成長を実感」
脇坂は今季、公式戦16試合に出場し5得点を記録している。やるべきことをやり続けて来た自負が、この結果と自信につながっていると言う。
「去年の終わりから調子自体は良かったんですが、リーグ戦開幕してから5試合ぐらいベンチにも入らなくて……最初はどうなるかなと思いました(笑)。もちろん、出たらやれるとは思ってましたが、なかなか試合に絡めなくて、去年(のこと)がよぎりました。でも、やり続けるしかない。こうやって試合に絡めて、また去年とは違う成長を実感できているし、自信も生まれてきています」
雄飛のときは、やって来た。
自分の軸をぶれさせずに積み上げて来た自負が、脇坂泰斗の背中を強く押し続けている