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八村塁、渡邊雄太にファジーカス。
日本バスケの最強布陣の実力は?
text by
ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byAFLO
posted2019/08/09 11:30
バスケ日本代表に八村塁(ワシントン・ウィザーズ)と渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)も合流。最強布陣でテストマッチに挑む。
W杯、五輪に向けて強化試合が充実。
中国W杯にむけて、貴重な機会となるのが8月12日のニュージーランド戦からスタートするテストマッチだ。14日にもニュージーランドと試合を行なったあと、22日からは来年の東京オリンピックの会場である「さいたまスーパーアリーナ」で強化試合が組まれている。22日にアルゼンチン、24日にドイツ、25日にチュニジアと対戦することになる。
お隣の中国で行なわれるW杯に向けて、各国が準備するために日本での試合は都合が良いこと。さらには来年のオリンピックの予行演習になるということで、過去にないくらい充実したテストマッチが組まれることになった。
ドリームチームというのは、選手のレベルだけではなく、そういった環境をも味方につけられる存在なのかもしれない。
ラマスHCも大きな期待を寄せる。
東野技術委員長の熱烈なラブコールを受け、アルゼンチンから日本にやってきたフリオ・ラマスHC(ヘッドコーチ)は、「あの3人が今回の日本代表の一員として入るからといって結果が約束されるということではない」としたうえで、選手たちの能力を引き出す自らの手腕については自信をのぞかせる。
「彼ら3人がいることで我々のベストバージョンを引き出せると思っていますので。我々が今、作ることのできるベストチームがここにいるチーム。それは間違いではないと思います」
最強のメンバーで臨む来年のオリンピックへ向けた「ドリームチーム」のはじめの一歩を見逃してはいけない。