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日本馬が久々のキングジョージ出走。
シュヴァルグランがエネイブルに挑む。

posted2019/07/26 07:00

 
日本馬が久々のキングジョージ出走。シュヴァルグランがエネイブルに挑む。<Number Web> photograph by Satoshi Hiramatsu

2006年のキングジョージで父ハーツクライは3着に涙を飲んだ。13年越しの夢に万全を期して臨む。

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平松さとし

平松さとしSatoshi Hiramatsu

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Satoshi Hiramatsu

 イギリスの2400メートル路線での最高峰レースといえるキングジョージVI世&クイーンエリザベスS(GI、アスコット競馬場、芝2400メートル)がいよいよ今週末の27日に迫った。

 この大舞台に今年は久しぶりに日本馬が挑戦する。

 シュヴァルグランだ。

 栗東・友道康夫調教師が管理するこの牡馬は現在7歳。5歳だった一昨年、2017年のジャパンC(GI)を制して以降、勝ち星には恵まれていないものの、有馬記念(GI)で2年連続3着('17、'18年)、春の天皇賞(GI)は2着。そして今年に入ってからも前走のドバイシーマクラシック(GI)で2着するなど、常に一線級を相手に善戦を繰り広げており、決してガクンと衰えてきた感じは窺わせない。

「海外での戦いを中心にやっていく」

 そんな駿馬に対し、海の向こうでの連戦を視野に入れたのが、管理する友道調教師だ。

「今年は海外での戦いを中心にやっていこうという事になりました。その第1弾として挑んだのがドバイでのドバイシーマクラシックであり、第2弾が今回のキングジョージです」

 指揮官は7月22日に現地入り。翌23日に行なった最終追い切りを前に、愛馬と対面した。

「飼い葉食いが落ちる事も全くなかったようで、日本にいる時と何ら変わらない。むしろ落ち着いているくらいだな、と思いました」

 23日の朝には予定通り最終追い切りを敢行した。1週前に続き2週連続で手綱を取ったのは、レースでも騎乗する事になるオイシン・マーフィー騎手。昨年の暮れから今年の年頭にかけ、短期免許を取得して日本で騎乗したアイルランド人の彼は、この依頼に胸を躍らせたと言う。

【次ページ】 「さすが日本のGIホースです」

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