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アジア王者はコパでどこまで戦える?
バルサから来たカタール代表監督の弁。

posted2019/06/16 08:00

 
アジア王者はコパでどこまで戦える?バルサから来たカタール代表監督の弁。<Number Web> photograph by QFA

バルサの育成機関で働いていたフェリックス・サンチェスは、今年43歳。2006年から、カタール代表の強化に携わってきた。

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ジェレミー・ドクトゥール

ジェレミー・ドクトゥールJeremy Docteur

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 いよいよ開幕したコパアメリカには、日本と同様にカタールもアジアから招待されている。ワールドカップ開催国でありながら、カタールはこれまで本大会出場の経験が一度もない。開催国のノルマともいえるグループリーグ突破のハードルは高いといわざるを得ない。

 そんなカタールにアジアカップ初制覇は大きな希望を与えた。次なる彼らのターゲットがこのコパアメリカなのである。

 2006年にカタールに赴任し、2017年からは同国代表監督を務めるフェリックス・サンチェスは、コパアメリカの目標をどこに置いているのか。『フランス・フットボール』誌6月11日発売号で、ジェレミー・ドクトゥール記者がサンチェスの本音に迫った。

監修:田村修一

コパアメリカはアジアカップとは別次元。

――アジアカップ優勝の後、カタールとの契約が2022年まで延長されました。カタール代表はコパアメリカに臨むわけですが、パラグアイ、コロンビア、アルゼンチンと同じという厳しいグループに入っても目標は優勝になるのでしょうか?

「いやいや(笑)。コパアメリカはもの凄く大きなチャレンジだ。

 アジアカップの目的は、競争力を高めることだった。活躍が期待され、最高の結果を得て完ぺきな大会となった。7試合とも高いレベルを維持するのはとても難しかったがわれわれはそれをやり遂げた。

 たぶんカタール国民は、自分たちがアジアで優勝できるなどと思ってはいなかっただろう。それが可能であることを彼らに示す必要があった。綿密な仕事と将来への明確なビジョンで、われわれは彼らの期待にしっかりと応えた。

 コパアメリカのようなレベルの高い大会に参加するのは、カタールにとってはじめての経験だ。重要なのは選手が経験を積むことであり、彼らがより強くなることだ。彼らはワールドカップという大きな義務を背負いながら、最大限の努力をしなければならないことをよく理解している」

【次ページ】 ほぼ国内リーグの選手だけで代表を構成。

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