フランス・フットボール通信BACK NUMBER
女子サッカーフランス代表が大変貌!
W杯優勝候補が歩んだ紆余曲折。
text by
フランク・シモンFrank Simon
photograph byPierre Lahalle/L'Equipe
posted2019/04/22 10:30
女子代表チームを大幅に改造したコリーヌ・ディアクル監督(右から2人目)。ただ、4人のDF陣だけはほとんどいじらなかった。
大会前に、さらなる成熟を……。
楽観主義者のレールは、彼女たちがこれまでの最高成績であった2011年大会のベスト4を超えられると信じている。
「残念なことにこのところ負の連鎖が続いているが、今回こそ断ち切れるだろう」と、願いを込めてレールは語る。
4月のテストマッチでディアクルは、本番前の重要なチェックを幾つかおこなう。
「今はもう選手を探す時期は過ぎた」と彼女は言う。
「着任以来、私たちはすべてを再構築し、フランス代表を再生させた。
ただ、サッカーでは運の占める部分が大きく、あらゆることを予測するなどとてもできない。それでも私たちは自分のやり方を確立した。最高の状態で7月7日(リヨンでの決勝の日)を迎えられることを願っている。
それまでにチームが十分に成熟することを、私は心から願っている」