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バスケ&ラグビーW杯でどう勝つか。
田中大貴×姫野和樹が対談で激白。
text by
青木美帆Miho Awokie
photograph byKiichi Matsumoto
posted2019/04/11 08:00
対談当日の3月23日には、アルバルク東京の試合のハーフタイムショーに姫野が登場し3Pシュートを鮮やかに決めた。
現状を変える絶好のチャンス。
田中 僕らがいい戦いをして、日本でワールドカップが開催されるラグビーにつなげたいですね。日本で戦えるのはすごくうらやましいです。
姫野 せっかくの日本開催なので、ぜひ多くの人に会場に足を運んでもらって、試合の独特の雰囲気や生身の体がぶつかり合う音を生で体感してもらいたいですね。
ラグビーはメジャーとは言い切れない競技ですが、今回のワールドカップは現状を変える絶好のチャンスだと思っているので、得意なプレーをどんどん発揮して日本を勝利に導きたい。自分自身にとって最高のプレーを出せるように準備していきたいです。
田中 日本のファンの前で、戦術とかルールとかを上回るような、戦う気持ちを全面に出したプレーを見せてほしいですね。僕もできれば会場に行って声援を送りたいです。
姫野 8月にバスケの代表が躍動して、いいバトンをラグビーがもらって日本で結果を残す。バスケとラグビーでスポーツ界、そして日本を盛り上げられるようにがんばりましょう!
田中大貴(たなか・だいき)
1991年9月3日生まれ、長崎県出身。県立長崎西高校、東海大学を経てトヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)に加入。ポジションはシューティングガード。シュート力、パスセンス、身体能力がそろった日本屈指のオールラウンダー。192cm、93kg。
姫野和樹(ひめの・かずき)
1994年7月27日生まれ、愛知県出身。春日丘高校、帝京大学を経てトヨタ自動車ヴェルブリッツに加入。ポジションはロック/ナンバーエイト。1年目から異例の抜擢でキャプテンに就任し、昨年からはスーパーラグビー「サンウルブズ」でもプレー。187cm、109kg。