五輪まで1年、課題はメンタル。

「プレーに波があることだと思います。良いときも良くないときもあるから、監督は使いにくいでしょう。原因はメンタルの弱さだと思います。金子翔太さんから、とにかくプラスのモチベーションを持ってプレーしろと言われました。失敗しても、また次のチャンスがくる。そこでしっかりとプレーできればいいんだと。1回ぐらいうまくいかなくてもネガティブになるなと言われ、今年はそれが少しだけ改善されたと思います」

　五輪開幕まで残り約1年半。

　持ち前のサッカースキルにプラスのモチベーションを上乗せしたプロ2年目の高橋が、大きな目標への果敢なチャレンジを誓った。

「難しいことだとはわかっています。だけど、あきらめたらそこで終わってしまう。少しでも可能性がある限り、最後の最後まで絶対にあきらめないで頑張ります」。

　決して見果てぬ夢ではない大舞台へ、高橋がまた一歩前に進む。