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シティとリバプールのマッチレース。
選手層や経験値から優勝に近いのは? 

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粕谷秀樹

粕谷秀樹Hideki Kasuya

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photograph byGetty Images

posted2019/03/09 10:00

シティとリバプールのマッチレース。選手層や経験値から優勝に近いのは?<Number Web> photograph by Getty Images

怪我人を抱えるシティ、下降線をたどるリバプール。最後に笑うのはペップか、クロップか。

グアルディオラの経験値。

 そして両監督の経験値が、最終局面を大きく左右するのではないだろうか。グアルディオラはバルサを率いていた当時、マドリーとのマッチレースで何度も勝利を収めてきた。敵将は海千山千のジョゼ・モウリーニョである。クロップはモウリーニョほどの勝負師ではない。アシスタントコーチのゼリコ・ブバチがチームを去った後、選手交代で後れをとることでも分かるように、試合展開を読む力に一抹の不安がある。グアルディオラのように何通りものケースを想定し、複数の選手にアップを命じる用意周到さは持っていない。

 グアルディオラ着任以降、シティは常に優勝争いを演じてきた。主力も勘所を理解し、マッチレースを楽しむ余裕も身につけているに違いない。対するリバプールは経験則がまだまだ足りない。この勝負、シティやや有利とみた。

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#マンチェスター・シティ
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#ユルゲン・クロップ

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