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久保裕也、原口元気、浅野拓磨……。
ブンデス残留争いを戦う日本人選手。

posted2019/03/08 10:30

 
久保裕也、原口元気、浅野拓磨……。ブンデス残留争いを戦う日本人選手。<Number Web> photograph by Getty Images

未だ無得点と苦しいシーズンを送る久保裕也。残り10試合、降格圏脱出の突破口となれるか。

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島崎英純

島崎英純Hidezumi Shimazaki

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 ドイツ・ブンデスリーガは、24試合を消化して残り10試合。シーズンも佳境を迎えています。

 優勝争いはヘルプストマイスター(前半戦王者)のドルトムントが直近5試合で1勝3分1敗と失速するなか、盟主バイエルンが息を吹き返し、第24節終了現在でついに同勝ち点の2位へ浮上してきました。両者と3位RBライプツィヒとは勝ち点9差あり、優勝争いはドルトムントとバイエルンの2チームに絞られたようです。

 ただ、今季は各チームの力が拮抗していて、来季のCL、もしくはEL出場権獲得争いも熾烈を極めています。ドイツの場合は上位4チームがCLグループステージ、5位がELグループステージ、6位がEL予選2回戦からの出場権を獲得できますが、4位のボルシアMGが勝ち点43、5位のフランクフルトが勝ち点40、6位のレバークーゼンが勝ち点39で肉薄しています。

 そのうえ7位のヴォルフスブルクが勝ち点39、8位のヘルタも勝ち点35で突き上げてきており、シーズン終盤まで予断を許さない状況が続きそうです。

久保のニュルンベルクは厳しい状況下。

 そんななか残留争いに関しては、なんとなく道筋が見えてきました。

 最下位はニュルンベルク。ニュルンベルクは昨季ブンデスリーガ2部で2位となり、2013-14シーズン以来5季ぶりに1部へ返り咲いたのですが、苦戦が続いています。特に後半戦は7試合で2分5敗と勝ち星がなく、DFBポカールでも2部ハンブルガーSV相手に敗退するなど調子が上がりません。

 ベルギーのヘントから期限付き移籍中のFW久保裕也はリーガ16試合出場で未だ無得点。ミヒャエル・ケルナー監督からボリス・ショマース暫定監督へ指揮権が移ってから3試合連続で先発出場していますが、なかなか貢献できずジレンマを抱えている様子です。

 ニュルンベルクは今後バイエルンといった上位チームとの対戦を残しているため、勝ち点を積み上げるのは難しそうです。ただ、彼らはアウクスブルク、シュツットガルトといった残留争い当該チームとの対戦もあり、そこでなんとしてでもライバルを叩きたいところ。

 反対に直接対決で敗れることになれば、早々に2部降格の憂き目に遭ってしまうかもしれません。

 ニュルンベルクは第2次世界大戦時にナチス政権の党大会が開かれたことなどもあり、激しい戦火のなか街の大部分が焼失しましたが、消市庁舎、教会などの歴史的建造物が当時のままに再建されており、ドイツ屈指の観光地となっています。名物ニュルンベルガー・ソーセージはいわゆる焼きソーセージで、小ぶりでカリカリとした食感が絶品。街歩きが好きな僕としては是非ともニュルンベルクに残留してほしいところですが、なかなか厳しそうです……。

【次ページ】 14位シャルケも油断できない展開。

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