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400mリレーの現在地。~個人記録の足し算と、リレータイムの開き~
text by
小川勝Masaru Ogawa
photograph byAFLO
posted2018/08/27 15:00
アジア大会の日本代表リレー合宿には山縣、ケンブリッジ、桐生、飯塚、多田、小池の6選手が参加した。
アジア大会は8月18日にインドネシアのジャカルタで開幕。注目される種目として、陸上競技の男子400mリレーを挙げることができるだろう。日本は山縣亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥という、リオデジャネイロ五輪の銀メダルメンバーが再びそろった。韓国で開催された2014年大会では、中国が、当時すでに100mで10秒00の自己記録を持っていた張培萌、大会の100m決勝で10秒10を出した蘇炳添を含むメンバーで、37秒99を出して優勝した。日本は山縣、飯塚、高平慎士、高瀬慧というメンバーで2位だった。アジア王者の座を奪回するとともに、アジア大会でのレースは、日本代表チームの力を見きわめるうえで重要だ。